Books

パズル崩壊 Whodunitsurvival1992-95

法月綸太郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087742022
ISBN 10 : 4087742024
Format
Books
Release Date
June/1996
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ばりぼー

    17、8年ぶりの再読。名探偵法月綸太郎の登場しない短編7編+1(ボーナストラック)。トリックやロジックがまともなのは冒頭の2作までで、後はかなり「破格」の作品がならんでいます。「ロス・マクドナルドは黄色い部屋の夢を見るか?」なんて、反則なんてものでは済まされません。発表当時、本格ファンから罵詈雑言をあびたのを思い出しました。しかし、ボーナストラックでは法月氏の苦悩の背景を知ることができるし、ファンとしては「失敗作」と切り捨てられません。「重ねて二つ」「懐中電灯」「カット・アウト」などは悪くないと思います。

  • オーウェン

    名探偵法月綸太郎ではなく、オリジナルの短編8作。 バラエティに富んでいる作風になっている。 前半はオーソドックスな推理もの。 後半は法月さん特有の、過去の探偵ものにオマージュを捧げたもの。 個人的には前半の4作品の方が楽しめた印象。 ホラー風味だったり、間違い電話からの誘拐劇だったり。 「懐中電灯」 指紋の行方の手掛かりを最後に突きつける交換殺人もの。 そんなところにまで残るのかという指紋に驚く。

  • うゆう。

    八篇からなる短編集。「重ねて二つ」のトリックは気持ち悪い。そんなことしなくても。笑 「トランスミッション」は、淡々と進んで淡々と終わっていく。答えも出ないけどなんか好き。 「シャドウ•プレイ」は、ほぼ会話。そのやりとりがほんのり楽しい。 「ロス•マクドナルドは…」は、雰囲気は良いんだけどねえ。

  • まとい

    短編集。ミステリだったり文学的だったり、様々。知識不足なのか理解力不足なのか、オチの分からない物もあったけど、『トランスミッション』はテンポも良くて面白かった。

  • kaz

    題名をみて、どんでん返しのある長編パズラーと思ってよみはじめたところ、短編集で、一作ごとに、パズラーから、どんどん離れていくように短編が並べられていて、題名に納得。最終の短編は、書きかけて中断した長編の出だしをそのまま発表したものとのことですが、これらの短編が創作された背景のような事情が述べられています。バラエティにとんだ短編集ですが、どれもそれぞれ面白く、楽しませていただきました。新本格のイメージが強い作者ですが、もっといろいろなタイプの作品も読んでみたくなる一冊でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items