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誘惑する他者 メルヴィル文学の倫理

法政大学出版局

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588495229
ISBN 10 : 4588495224
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『白鯨』『ビリー・バッド』『バートルビー』をはじめ、安易な解釈を許さない数々の問題作で知られる19世紀米国の大作家メルヴィル。その主要作品群を精読し、誘惑すると同時に理解を拒絶する他者、配達不能郵便(デッドレター)のモチーフ、孤独や共同体や帝国主義的暴力の問題など、書くこと/読むことの根源に関わるテーマを徹底的に掘り下げる。読解への最高の手引きとなる一冊、ここに誕生!

【著者紹介】
古井義昭 : 1982年生まれ。エモリー大学英文科博士課程修了(Ph.D.)。現在、立教大学文学部教授。専門は19世紀アメリカ文学。単著にModernizing Solitude:The Networked Individual in Nineteenth‐Century American Literature(University of Alabama Press、2019年/日本アメリカ文学会賞・アメリカ学会清水博賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 橋愛

    それぞれの作品でメルヴィルが作家としてどのような<書くことの倫理>を探究し、読者にどのような<読むことの倫理>を求めているかが論じられ、読み進めるごとに、<書くことの倫理>と<読むことの倫理>を探究し続けた作家としてのメルヴィル像が鮮明に浮かび上がる。議論の緻密さや鮮やかさはもちろんのこと、読みやすさと美しさが両立している文章もすばらしい。

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