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日本人はどう英語を訳してきたか 英文解釈の史的研究 訳し上げと順送りの訳の系譜(仮)

法政大学出版局

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588445064
ISBN 10 : 4588445065
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
水野的 ,  

Content Description

幕末・明治以降、近代日本の英語翻訳規範はどのように形成され、訳出の技法はどう展開してきたのか。読み手に負担を強いる「訳し上げ」規範の圧倒的優位に対抗すべく打ち出されてきた「順送りの訳」の有効性を、800点を超える英語翻訳研究書や手引き書を批判的・網羅的に分析することで明確に打ち出し、議論に終止符を打つ画期の書。日本通訳翻訳学会会長を務めた著者のライフワーク、ついに刊行!

【著者紹介】
水野的 : 1949年いわき市生まれ。1972年東京外国語大学ポルトガル=ブラジル語学科卒。(株)医学書院勤務。1988年より放送通訳と会議通訳に携わる。2002年から2007年まで立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科特任教授。2011年より2017年まで青山学院大学文学部英米文学科教授。元日本通訳翻訳学会会長。2024年2月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • owl&shepherd

    労作だと思います。耳と頭に入ってくる「順送り」(投稿者曰く「フォワード手法」)というロジックもよくわかりますが、翻訳者の端くれとしては、それほど単純な問題ではないでしょう。引用元の文献も偏りがありそうです。ただ、後方から前方に戻る「訳し上げ」(投稿者曰く「バックワード手法」)が明治以来の英語購読史と明治以前の漢文購読史に根差すという指摘はうなりました。

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