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「論争」の文体 日本資本主義の天皇制

法政大学出版局

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784588625466
ISBN 10 : 4588625462
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

一九二〇年代から一九三〇年代にかけてこの国のマルクス派を二分して闘われた日本資本主義論争とは、政治の“文体”あるいは“物語”をめぐる衝突であった。中断され閉じられた論争をいまいちど現代思想の雑踏へと差し戻す。

目次 : はじめに―方法の問題と「論争」の始点/ 1 再領土化装置としての国家―再生産される「外部‐他者」(危機・恐慌と植民地主義―併合される外部/ 新たな歴史学と「論争」の死角―抹消される外部/ 被差別部落という装置と原国家―側置される外部/ 「女性」の不在と「惨苦の茅屋」―嵌入する外部)/ 2 脱領土化装置としての資本―再生産する「内部‐自己」(「論争」の理論的地平―再生産論批判の観点から/ 「古来もの」と残滓―「論争」の「時政学」的再措定/ 資本‐主義の“鹵獲‐捕獲”装置―資本と天皇‐制)/ 3 「論争」の予‐後―批評と史料(革命の代補―日本資本主義と「近代の超克」/ “歴史的なこと”の寓喩―「論争」の国際的再措定のために)

【著者紹介】
長原豊 : 法政大学経済学部教授

ギャヴィン・ウォーカー : マギル大学歴史学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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    沖公祐の論文だけでも買う価値があります。私は買ってないけど。内部化された外部としてのコロニアリズムに帰結してしまう山田盛太郎の「自立的な再生産論」でもなく、宇野弘蔵的な「歴史貫通的」な単純再生産論=未来を規定してしまう社会的再生産=「資本主義の出来の悪い似姿」でもない、再生産論への批判を含んだ「非自立的な再生産」という新しい概念を、いずれ沖はまた説明してくれるだろうか。

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