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仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える 幻冬舎新書

泉谷閑示

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344984479
ISBN 10 : 4344984471
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

働けど、働けど。会社、お金、世の中、他人、出世、生活「のために」生きるのをやめる!自分の人生を取り戻すための36の処方箋。

目次 : 第1章 生きる意味を見失った現代人(「何がしたいのかわからない」という悩み―「楽になりたい」というささやかな夢/ 「自分がない」という困惑―現代の「うつ」の根本病理 ほか)/ 第2章 現代の「高等遊民」は何と闘っているのか(夏目漱石の『それから』における“父の説教”/ 「働くこと」は何のためか ほか)/ 第3章 「本当の自分」を求めること(「本当の自分」は果たしてあるのか?/ 苦悩から脱した先にある「第二の誕生」 ほか)/ 第4章 私たちはどこに向かえばよいのか(「自由」という名の牢獄/ 愛と欲望の違い―見返りや支配を求めないもの ほか)/ 第5章 生きることを味わうために(日常に「遊び」を取り戻す/ 食という芸術 ほか)

【著者紹介】
泉谷閑示 : 1962年秋田県生まれ。東北大学医学部卒業。精神科医。東京医科歯科大学医学部附属病院、財団法人神経研究所附属晴和病院、新宿サザンスクエアクリニック院長等を経て、現在、精神療法を専門とする泉谷クリニック院長。99年フランスに渡り、パリ・エコールノルマル音楽院に留学。パリ日本人学校教育相談員をつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • やすらぎ

    人間は生きることに意味が感じられないと、生きていけなくなる唯一の動物。ほとんどの人は生計の資を得るためだけに生きていて、無目的なまま人の内面ではなく表面ばかりを追求している。人の頭は自然な状況を押さえ込もうとする。貨幣経済は支配的な価値観となり、禁欲的に労働して未来に備えることを過度に賛美し、無駄を排除し効率を求めすぎている。窮屈な人生を送るのではなく、あえて無計画無目的にとっさの判断で行動してみるといい。心の向くままを忘れずに。やらなければではなく、やりたいことをやること。自らを愛する道しるべとなる本。

  • ehirano1

    ヒトは行動に意味を求める/求めてしまう生き物である、と。一方で、意味を求めないことはすこぶる楽しい。意味を求めないことはヒトに非ずということなのか?総じて、ヒトとは難儀な生き物であるとつくずく感じました。

  • 小木ハム

    ひとつ前の世代のモチベーションは『生活を豊かにすること⇒社会的自己実現』。現世代は豊かな社会に生まれたので『自分の生きる意味⇒役割的自己実現』がモチベーションになっている。乾けない世代である。そもそもベクトルが違う。すでに豊かなのに、いつまでも右肩上がりの神話を追いかけるのは生活レベルを一旦上げると落とせなくなる呪いと同じだ。『君たちはどう生きるか』が累計260万部とバカ売れでしたが、これも感情の現れでしょう。これからの世代モチベーションは『精神と身体を豊かにすること』にシフトするんじゃないかなぁ。

  • ベイマックス

    ◎有名どころの哲学者たちの言葉が出てきて、面白い反面、小難しくなっている印象もあった。◎『働く』って時に、夏目漱石の「それから」はよく引用されるよね。◎『ありとキリギリス』の考察、面白い。結局「労働」だけじゃなくて、「宗教」なんかも、時代の権力者たちが一般の民を、気づかれることなくあやつるための戦略に使われることがなんと多いことか。◎日本人の過労死までいく労働意識も、戦国時代の忠誠心や明治以降の軍国主義の影響なのかもしれないと思った。

  • 川越読書旅団

    「仕事」が「仕事」ではなく「労働=産業革命以来始まった大量生産により、熟練工や専門家によって行われた仕事がバラバラな断片と化した形態」になった頃から、虚無感や徒労感が発生した。の件含め、非常に共感出来る解説が随所にちりばめられ、読んでいて心地が良い。

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