Product Details
ISBN 10 : 486182799X
Content Description
冷戦時代ははるかな過去になり、世界の多極化が昂進する現在にあって、改めて「亡命」という言葉を通して人間の存在様式の原型をあぶりだす、独創的な世界文学論。
目次 : 1 亡命の詩学(流謫の言語―亡命文学の栄光と悲惨/ ディアスポラ論 ほか)/ 2 ナボコフを求めて(ナボコフはどれくらい「ロシアの作家」か?/ 「ロシア語のデーモン」が「英語の恋人」に出会うとき ほか)/ 3 越境のさまざまな形(境界を越え、歴史に抗って生きた「ロシアの黒人」―伝記文学と学術研究の化学反応/ さまよえるロシア人―バレエ・リュス ほか)/ 4 境界をめぐって―越え行くものと回帰するもの(二つのマニフェスト/ とどまる力と越えて行く流れ―ポスト共産主義時代の民族、亡命、そして文学 ほか)
【著者紹介】
沼野充義 : 1954年東京生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学、ハーヴァード大学スラヴ文学修士。東京大学教授を経て、名古屋外国語大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2025/05/24
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