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組織戦略の考え方 企業経営の健全性のために

沼上幹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480059963
ISBN 10 : 4480059962
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
沼上幹 ,  

Content Description

流行りのカタカナ組織論とは一線を画し、常識的な論理をひとつずつ積み上げて、組織設計をめぐる多くの誤解を解き明かす。また、組織の腐り方を分析し、対処する方針を示す。自ら考え、自ら担うための組織戦略入門。

【著者紹介】
沼上幹 : 1960年静岡県生まれ。一橋大学社会学部卒。同大学院商学研究科修士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授。専攻は経営戦略論、経営組織論、経営学方法論。経営戦略や経営組織の基本的な考え方から、日本の技術革新や日本的経営・日本型組織まで、地道に、しつこく徹底的に考え抜く研究者。著書に『液晶ディスプレイの技術革新史』(白桃書房、日経経済図書文化賞・毎日新聞社エコノミスト賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    プレジデント連載のものを再構成したものだということで、知的武装講座で読んだことがあるような気がしていました。新書版なので読みやすいのですが、トピックを中心にしているせいか、理論的な部分は少ないような気がしました。ただ入り口段階でこのような本を読んでおくのはいいと感じます。

  • Kiyoshi Utsugi

    沼上幹の「組織戦略の考え方」を読了しました。 沼上幹は、一橋大学大学院の教授をされている方。 ・組織の基本 ・組織の疲労 ・組織の腐り方 の3部構成。 個人的に一番面白かったのは、組織の腐り方。「会社の寿命は30年」と書かれているのてすが、確かに人間が中心になって出来ている組織なので寿命はあるんだろうなとは思いますが、30年なのか… 著者は、日本型組織の本質を維持しながら、腐った組織に墜さないように、自ら主体的に思考し実践していくことが必要であるという主張で、そこは確かになるほどと思いました。😀

  • hatayan

    組織を健全に運営するポイントをまとめた本。 官僚制を安易に批判するのは禁物。 中間層が日常業務をこなせるからこそ管理者は分析・判断に時間を割ける。きちんと努力していれば誰かが見ている安心感がなければ手抜きするフリーライダーが生まれる。 会社が優れた意思決定を生み出せるかを規定しているのは社員の間で語られる雑談の質。 企業にはコミュニティの側面もあるが第一義は利益を稼ぎ出すための組織であり、組織の意思決定がすべての従業員にとって必ずしも心地よいものではない。 新年度が近づく時期にあって頷きながら読みました。

  • Thinking_sketch_book

    ★★★☆☆ 組織戦略を立てる前に一読が必要な本 利益をあげる事を考える際に日本の企業が歪んだ組織構造、考え方に陥りやすいことを実例をあげながら説明している。 だからどうしたら良いまでは書けていなくても、良く不満がまとまっており非常に良い

  • 今野 富康

    良書。組織の中で起こる様々な現象を明快に説明している。社員のモチベーションを高める方法、組織を腐らせるフリーライダーの対処法、社内の和を重んじすぎた結果うまえる「落とし所」ばかりを探して決断できないリーダーなどなど。起きている現象の背景を考えるヒントになると思う。

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