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ISBN 10 : 4167901684
Content Description
「歌なら本音がいえるから」。乳がんの再発した妻・河野裕子の発案ではじめた夫・永田和宏と子どもたちとのリレーエッセー。我が家の糠床のこと。息子の子どもたちのこと、長く飼った老猫の失踪、娘の結婚。そして最後の言葉…。愛おしい毎日、思い出を短歌とともに綴りながら、家族はいつか必ず来るその日を見つめ続けた。
目次 : 秋―二〇〇九年/ 冬―二〇〇九年/ 春―二〇一〇年/ 夏―二〇一〇年/ 二度目の秋―二〇一〇年/ 二度目の冬―二〇一〇年/ 二度目の春―二〇一一年/ 河野裕子未発表エッセー/ 鍋と蓋―夫婦往復書簡
【著者紹介】
河野裕子 : 1946年熊本県生まれ。69年に角川短歌賞受賞作でデビュー。72年に永田和宏と結婚。2008年より宮中歌会始詠進歌選者。10年、乳がんのため64歳で死去
永田和宏 : 1947年滋賀県生まれ。京都大学名誉教授・京都産業大学教授。「塔」短歌会主宰。2003年より宮中歌会始詠進歌選者。09年、紫綬褒章受章
永田淳 : 1973年滋賀県生まれ。永田家長男。2009年第一歌集『1/125秒』で現代歌人集会賞。雑誌編集者を経て、現在出版社「青磁社」代表
永田紅 : 1975年滋賀県生まれ。永田家長女。京都大学助教。2001年第一歌集『日輪』で現代歌人規会賞受賞
植田裕子 : 1974年京都府生まれ。同志社大学で同級生だった永田淳と結婚。現在4児の母。義母・河野裕子に触発されて短歌の世界に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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