回転機の電磁界解析実用化技術と設計法 設計技術シリーズ

【目次】
まえがき

第１章　電磁界の有限要素法と実用化技術
1　　１-１．電磁界の有限要素法
1　　１-１-１．静磁界の方程式
1　　１-１-２．永久磁石の取り扱い
1　　１-１-３．渦電流の考慮
1　　１-１-４．電圧入力解析
1　　１-１-５．三相Y結線の考慮
2　　１-２．有限要素法による定式化
2　　１-２-１．三次元解析
2　　１-２-２．二次元解析
3　　１-３．回転機解析のための実用化技術
3　　１-３-１．トルクの計算法
3　　１-３-２．回転子の回転方法
3　　１-３-３．鉄損の計算法
4　　１-４．高速化技術
4　　１-４-１．並列化手法
4　　１-４-２．簡易TP-EEC法
4　　１-４-３．バブルメッシュ法

第２章　最適設計法
5　　２-１．最適化手法
5　　２-１-１．進化的最適化 （GA・GP）
5　　２-１-２．群知能最適化
5　　２-１-３．多段階最適化
6　　２-２．適応度
6　　２-２-１．評価関数
6　　２-２-２．多目的最適化

第３章　各種電動機の特性解析
7　　３-１．表面磁石構造同期電動機（SPMSM）
7　　３-１-１．一般的なSPMSMの解析モデルと解析条件
7　　３-１-２．解析結果と検討
8　　３-２．埋込磁石構造同期電動機（IPMSM）
8　　３-２-１．解析モデルと解析条件
8　　３-２-２．解析結果と検討
9　　３-３．誘導電動機（IM）
9　　３-３-１．解析モデルと解析条件
9　　３-３-２．解析結果と検討

第４章　最適設計例
10　　４-１．表面磁石構造同期電動機（SPMSM）のコギングトルク低減設計
10　　４-１-１．ティース形状の最適化
10　　４-１-２．段スキューの最適化
11　　４-２．埋込磁石構造同期電動機（IPMSM）のコギングトルク低減設計
11　　４-２-１．フラックスバリア構造最適化
12　　４-３．埋込磁石構造同期電動機（IPMSM）の鉄損低減設計
12　　４-３-１．磁路最適化
13　　４-４．埋込磁石構造同期電動機（IPMSM）の高トルク設計
13　　４-４-１．フラックスバリア構造最適化

【著者紹介】
河瀬順洋（岐阜大学）
1981年岡山大学大学院電気工学専攻修士課程修了。岡山大学工学部助手、岐阜大学工学部助手、助教授を経て、1997年より岐阜大学教授、現在に至る。工学博士。主として有限要素法による電磁界の数値解析に関する研究に従事。IEEE Senior Member、電気学会上級会員、日本AEM学会会員。
山口 忠（岐阜大学）
1996年岐阜大学大学院工学研究科博士後期課程修了。博士 （工学）。中部大学工学部助手、講師、岐阜大学工学部講師を経て現在、准教授。主として電磁界数値解析及びその応用に関する研究に従事。IEEE、電気学会、日本AEM学会会員。
北川 亘（名古屋工業大学）
2002年同志社大学大学院工学研究科修士課程修了。日本アイ・ビー・エム株式会社入社、レノボ・ジャパン株式会社を経て、2010年より名古屋工業大学大学院工学研究科助教、現在に至る。博士 （工学）。主として電磁界数値解析及びパワーエレクトロニクスの研究に従事。IEEE、電気学会、日本AEM学会会員。