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足利義政と東山文化 読みなおす日本史

河合正治

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642067201
ISBN 10 : 4642067205
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

政治に意欲を示すものの、近親や有力守護を抑えられず応仁の乱を招いた足利義政。一方で銀閣に見られる書院造や作庭、室礼など、現代につながる芸能・文化の支援者でもあった。時代の転換点に翻弄された生涯を描く。

目次 : 1 激動の谷間(独裁者の子/ 嵐の前の長禄・寛正期/ 盛り上がる社会意識)/ 2 応仁の乱(細川勝元と山名宗全/ 猛将と足軽/ 乱後の復興)/ 3 東山文化(東山山荘の生活/ 東山文化の担い手/ 足利義政年譜)

【著者紹介】
河合正治 : 1914年生まれる。1939年広島文理科大学史学科卒業。広島高等師範学校教授、広島大学文学部教授、福山大学教授を歴任。1990年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • wang

    応仁の乱の時の将軍。社会が混乱し衰退に向かう時代とみられがちだが、実際には武家文化が爛熟し義政が主導した東山文化も栄えた時代。独裁者・義教が横死したあとの混乱を受け、さらに義教により守護大名各家の内部に対立を抱えた状態で引き継いだ結果、応仁の乱を初めとする戦乱を小辞させてしまう。その中でも青年期から徐々に政治を主導しようと奮闘していた。周囲に流される優しい人柄のため一筋縄ではいかず、独立を強める大名らに嫌気がさし遁世してしまう。複雑な人事交流がある程度整理して理解できる。

  • rbyawa

    h015、一度清水新書版で読んでいたことに最後の最後まで気付いていなかったのですが、基本的な感想はその時点と同じ。東山文化の本というよりは応仁の乱の前後の事情のほうが詳しく、ただ、前回よりも周辺の事情に詳しくなってみると地味に時代や係累が欠けていることに気付いたものの、正直なところこの本よりもはるかに新しい時代の「応仁の乱の本」のほうがよっぽど内容が心許ない。この本が応仁の乱の名前で出ていたらあるいはその後の迷走もなかったんじゃないのか、と思えないでもない。しかしなんで室町時代はこう混乱しているのやら…。

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