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歴史の勝者にはウラがある 日本人が誤解している戦国史 Php文庫

河合敦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569768670
ISBN 10 : 4569768679
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
December/2018
Japan

Content Description

日本人がイメージする戦国史は、秀吉や家康など天下人に都合よく改変されたものばかり。実は、秀吉は小田原城を最後まで落城させられず、“忠臣の鑑”と名高い家康の家臣団はとんでもない不良揃いだった。本書は、人気歴史作家が「意外な敗戦秘話」「戦国合戦の奇手奇策」など、“通説”のウラ側に隠された真相を大胆に解き明かす。戦国時代の誤解が吹き飛ぶ一冊。

目次 : 第1章 冴えわたる智謀(小早川隆景―じつは、徹底的な頭脳戦!厳島の奇襲を演出した知将/ 白井入道―一〇倍もの軍勢で攻め寄せる謙信を破った謎の軍師 ほか)/ 第2章 意外な敗戦秘話(三方原の戦い―いちばんの敵は味方だった!?家康を大敗させたダメ家臣団/ 小田原攻め―追い詰められたのは秀吉!?ついに“落城”しなかった小田原城 ほか)/ 第3章 戦国合戦の奇手奇策(松山城モグラ作戦―関東の勢力図を塗り替えた天然の要害の争奪戦!/ 三木城干殺し作戦―前代未聞!互角の兵力で始まった二年にわたる攻囲戦 ほか)/ 第4章 情けなき愚将たち(石田三成―武功のためなら味方も欺く!満天下にさらした戦下手/ 荒木村重―有岡城本丸での悲惨な人質交渉!一族郎党を見捨てた男)/ 第5章 生き残りをかけた策謀(志賀親次―島津の大軍を孤塁で撃退!知られざる豊後の名将/ 毛利輝元―天下人の夢ふたたび?大坂の役の謀反計画 ほか)

【著者紹介】
河合敦 : 歴史作家。多摩大学客員教授。早稲田大学非常勤講師。1965年、東京都町田市生まれ。青山学院大学卒。早稲田大学大学院博士課程単位取得満期退学(日本史専攻)。文教大学付属中学・高等学校教諭などを経て、現在に至る。旺盛な執筆、講演活動だけでなく、『世界一受けたい授業』などテレビ出演も多数。第17回郷土史研究賞優秀賞(新人物往来社)、第6回NTTトーク大賞優秀賞を受賞。2018年雑学文庫大賞(啓文堂書店主催)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 岡本

    一般的に知られていない戦国時代の合戦や武将のエピソードを纏めた、という印象で手にとったが章によっては割と一般的なエピソードも。著者の他の本でも同じだが、「おそらく」「かもしれない」「きっと」「だろう」「だと思う」「違いない」など著者のイメージを多用している。しかもそういう文章が太字になっており、著者の好みが顕著に表れている。娯楽本以上の読み物ではない。

  • いざなぎのみこと

    日本史好きなので読んでみました。有名な戦国時代の出来事の裏側、意外に知りませんでした。家康の三方ヶ原の敗走や秀吉の水攻めや小田原攻めなど、文献を元に様々な角度から考察する一冊。物事を一面、ステレオタイプで判断しないようにしたいものです。

  • カズザク

    出張の時はいつも本を持っていくんだけど、この時は忘れたので京都駅の売店で購入。タイトルの「裏話」に惹かれて購入を決めたのに、期待していたほど「裏話」は出てこず、どこで聞いたことがある、読んだことがある内容がほとんどだった。出てくる「裏話」も、史実というよりは著書の空想?想像?って内容ばかり。軍神・謙信を撃ち破った名将、落ち目の大友家を見捨てず孤軍奮闘した名将、二条城の会見の際に、嘘をついて密かに軍勢を集めていた正則の話は、初耳だった。輝元の野望…そんな器だったっけ?史実かどうかは?だけど、失礼ながら失笑。

  • おかポン

    一般的には表に出てこないエピソードを集めた一冊。日本史が好きな人にはお馴染みの話だと思う。読みやすいので誰にでもおすすめできる。

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