Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• ごま

  読了日：2013/06/25

  仏典の原書を求めて、はるばる鎖国の地チベットへと旅する仏僧、慧海さんの旅行記。道中チベット語を習うため何年も勉強したり、そのバイタリティには感服しますが、いくら鎖国状態のチベットへ侵入するためとは言え、人を欺きすぎです(笑)。猛吹雪の中でも、頑なに「午後は食事をしない」という戒めを守り、いきなり座禅を始めてしまう・・。凄すぎて笑ってしまいました。そして、体を洗わず垢を溜め込むこと=福を貯めること、というチベット人・・うぅ、汚い！当時のチベット人の生活の様子もよくわかって非常に面白い本です。

• ごへいもち

  読了日：2018/12/30

  その精神力、体力、信仰心、どれも驚異的で頭が下がります

• いわにほ

  読了日：2019/12/18

  明治時代のチベットは鎖国しており一筋縄では到達できない。道中、様々な困難が待ち受けるが並外れた意志力と問題解決力、リスク管理能力を用いて立ち向かっている✦彼の精神力はどこから湧いてくるのか。。次々に襲いくる問題に対して、徹底して「認知、対策案、対処」を沈着に行動している。変えることが出来ない過去には一切執着しない✦旅の目的地ごとに、同行するパーティを臨機応変に変える。現代でいうと、プロジェクトに合う人や同じ志を持っている人でチームを組み、目的達成に勤しむ。そして、それが達成されれば解散。これを地で行く人。

• みき

  読了日：2021/05/25

  お坊さんが修行のため当時鎖国していたチベットに密入国するお話というだけで面白い。 当時のチベットの風俗を知りたい人にもオススメですがナチュラルに当時のチベット人を半開などと呼ぶなど随所にキツい表現が…… 修行のためとはいえあまり好きな文化ではなかったんだろうなと

• shamrock

  読了日：2013/12/15

  いやあ、愉快愉快。日に一度の麦こがしとバター茶でここまでの大冒険ができるものなのだ。この男には絶対にシャカムニ仏の加護があると思った。20年ぶりぐらいに読んだが、すばらしい。偉業だよこれ。まあ文章表現や思想に、現代から見ると問題があるけど。半開人とか土人とか。それと、「汚わい」なんて言葉、久々に読んだ。猪木の発言以来じゃないか(笑)

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