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ISBN 10 : 4779124891
Content Description
中国といかに向き合うべきか…。日中文化社会の本質的な差異を「家族と村」「民族性」「日中関係」などから具体的に解明。本書は、北京に三年間駐在していた著者が、日中文化社会の本質的差異の具体的内容について、その背景を体系的に明らかにしながら解明し、また、明治以来の日中間の衝突がそうした日中の文化的相違の一つの発現という要素を含んだものであることを説明しようとしたものである。日中の文化社会はただ異なっているというだけで終わってしまわないために…。
目次 : 日中文化の異質性と衝突/ 第1編 中国の家族と村(中国の家族/ 中国の村)/ 第2編 中国の社会と民族性(士大夫階級と中国社会/ 都市の団体 ほか)/ 第3編 戦前の日中関係(華夷秩序攻防期の日中関係/ 反日・排日活動期の日中関係)/ 第4編 現代の中国―国際秩序に対する脅威(東アジアでの覇権を狙う中国と習近平の「新時代」/ 南シナ海問題と中国の性格)/ 中国とどう向き合うか
【著者紹介】
河原昌一郎 : 1955年兵庫県生、1978年東京大学法学部卒業、農林水産省入省、1995年在中国日本大使館参事官、1998年内閣外政審議室内閣審議官、2001年農林水産省課長、2003年農林水産政策研究所(研究室長、上席主任研究官)、2009年博士(農学)(東京大学)、2011年〜日本安全保障・危機管理学会理事、2015年博士(安全保障)(拓殖大学)、2017年〜福井県立大学海洋生物資源学部/海洋生物資源学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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