Books

ウッドストック1969 Kawadeムック

河出書房新社編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309979816
ISBN 10 : 4309979815
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan

Content Description

「ウッドストック・フェスティバル」より50年。その歳月によって掘り起こされた事実をベースに「伝説」の意味を問い直す総特集。

60年代を象徴し、「愛と平和の祭典」として語られるウッドストックだが、そのインパクトは音楽のみに留まらず、政治・経済・社会・文学などに波及した歴史的出来事だった。1969年以降、私たちは何を得て、何を失ったのか――50年の歳月によって掘り起こされた真実と歴史的な文脈の中から「伝説」の意味を問い直す。


[インタビュー]
曽我部恵一 ラブ&ピースって何のこと?

[エッセイ]
久保田麻琴 A lot of freaks!
福島康之 勝手にウッドストックと僕
スガナミユウ 熱のゆくえ

[対談]
佐野元春×室矢憲治
再起し続けるストリートの精神――R.I.P.,Rip it up, Have up all

[仮想ドキュメント]
ウッドストックの3日間
大鷹俊一

[出来事としてのWSF]
室矢憲治(MUROKEN) 泥だらけの微笑み――未来へのメモワール

[民衆史としてのWSF]
湯浅学 泥だらけのユサユサを考える
樋口泰人 ウッドストックには白塗りの男がいたはずだ
マニュエル・ヤン ウッドストックからDRUMまで――資本と階級闘争の揺れ動く指標としてのカウンターカルチャー

[1969以降の世界]
武田砂鉄 ウッドストックを終わらせた不良(ナスティ)バンドたち
萩原健太 そして、ウッドストックは語り継がれる
北中正和 ウッドストックの地平線
五十嵐正 History of Rock Festival――葛藤のフェスティバル史
長澤唯史 ウッドストック、ロックとカウンターカルチャー――再考と再評価の試み

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しーふぉ

    ジミヘン、スライ&ザ・ファミリーストーン、サンタナ、ジャニス・ジョプリン、ジョー・コッカー、ザ・フーなどなどが参加したフェス。曽我部恵一へのインタビューが気になって読んだ。観客が川で水浴びしたり、赤ちゃんを遊ばせていたりそんな雰囲気が伝説なんでしょうね。

  • akihiko810/アカウント移行中

    図書館本。69年8月15日から3日間行われた、音楽史に残るウッドストックフェスティバルの解説・考察ムック。印象度B+  ウッドストック参加全ミュージシャンのプレイ解説が載ってて豪華。 ジャニス・ジョプリン、ザ・フー、ジミヘンくらいしか聴いたことないのだが、興味深かった。ライターの武田砂鉄が「99年版ウッドストック」について「商業主義全開のメタルの祭典だった」「その不良性により、観客による暴行・放火がおこり、ウッドストックを破壊した」と書いてあって、ライターの武田砂鉄って、音楽についても書ける人なのね

  • gachi_folk

    「ウッドストックの真の主役は観客だった」とピート・タウンゼントが言う。雨と泥と空腹とドラックにまみれた40万人の観客。大渋滞を乗り越え、夜通しで音楽に飲み込まれ、月曜の朝には結構な人数が仕事に行くため帰宅する。ロックが日常だったこの時代。すごいな。

  • 林克也

    この本でいろんな音楽関係者がウッドストックについてそれぞれの思いをシニカルに、そして熱くコメントしているが、世代的に皆さんどっぷりウッドストックの呪縛に囚われているんだな、ということがよくわかり、面白かった。 ロックフェスって何なのか。その音に、言葉にどんなに力があったとしても、結局は金儲けの手段でしかないのかなあと思う。誰がどれだけ儲けるかは別として。 そして、騙されたって気持ちいいからいいじゃないか、で終わるのが、個々人にとっての気持ちの落とし所。 このことはロックに限った事では無いと思うが。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items