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北杜夫 どくとるマンボウ文学館 文藝別冊

河出書房新社編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309978949
ISBN 10 : 4309978940
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan

Content Description

2011年に亡くなった「どくとるマンボウ」こと作家北杜夫の追悼徹底解剖総特集に、今は読めない小説やエッセイをさらに加えた、没後5年増補新版。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 双海(ふたみ)

    私が読書にはまったきっかけの1人。北さんの作品では、「母の影」・「幽霊」が好き。駆け出しの頃、プロレタリア文学が隆盛を極めていたなかで、豊かな抒情性を湛えた作品を書いていた。マンボウシリーズのエッセイもユーモアたっぷりで、そしてところどころペーソスが効いていて、なかなかの佳品と思われる。「航海記」を再読したくなってきた。父:茂吉の歌を諳んじているところはさすが。暗誦するまで読み込むということは、文学修練の一法である。そしてこういう(世人が忘れがちな)愚直な努力こそ己の文学の糧になるのであろう。

  • 阿部義彦

    北杜夫さんが亡くなってから5年です、没後すぐに出た夢ムックを買い損ねてたので今回未発表の原稿を加えた増補版が出たのを期に私の原文学と言える作品を 味わいました。何よりも代表作「楡家のひとびと」は4,5回は読んでます。マンボウシリーズも勿論のこと。北さんは意識して所謂文壇とは距離を置いてたのです。文学賞の選考依頼も全て辞退されておりました。また死後に明らかになったところでは、紫綬褒章も、自分はそんな人間じゃないと「ちゃんと」辞退されましたが自分の好きな漫画の選考委員は喜んで務めていました。本当に素敵です!

  • 方々亭

    北杜夫は、自分が本読みになるきっかけになった作家で、小学校の4年か5年の時にクラスの早熟な友達から『どくとるマンボウ航海記』を借りて読んだのが始まりだった。小学校6年の時、風邪で寝ていた時に『幽霊』を読んだ。旧制高等学校の主人公が幼年期からの記憶を辿っていくこの物語で語られる幼いころのものの感じ方が、まだ少年だった自分にしっくりきた。

  • BJ

    1300

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