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ドストエフスキー カラマーゾフの預言

河出書房新社編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309206974
ISBN 10 : 4309206972
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2016
Japan

Content Description

目次 : 『新カラマーゾフの兄弟』を読む(インタビュー 亀山郁夫『新カラマーゾフの兄弟』と『カラマーゾフの兄弟』を一気に楽しむための完全マニュアル/ 対談 亀山郁夫×中村文則 背後にドストエフスキーを感じながら/ 論考(杉田俊介 老い衰えていく神の信徒として―亀山郁夫『新カラマーゾフの兄弟』/ 陣野俊史 自己ガリバー化する商店街の欲望/ 友常勉 『新カラマーゾフの兄弟』のメタ・クリティーク))/ エッセイ(三田誠広 続篇を書くということ/ 上田岳弘 ドストエフスキーの予言、その出口)/ 翻訳 ヴァレーリィ・ポドロガ 身体、肉体、触れること/ 対談 奥泉光×いとうせいこう『地下室の手記』の主人公は空気読みすぎ/ 論考他(望月哲男 古儀式派信徒の肖像―「死の家」の風景から/ 松下隆志 膨張する“我”の思想―ユーリー・マムレーエフとドストエフスキー/ 若松英輔 ドストエフスキーの「遺言」/ 安藤礼二 ロシア的人間―井筒俊彦とドストエフスキー/ 前田英樹 ドストエフスキーと小林秀雄/ 小泉義之 ロバの鳴き声―デカルトからドストエフスキー的白痴へ/ 田島正樹 『白痴』の謎/ 倉数茂 魔術的時空間―ゴシック・メロドラマとしての『カラマーゾフの兄弟』/ 石川義正 『宙返り』のあとで)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シッダ@涅槃

    『地下室の手記』ファンはいとうせいこう×奥泉光の対談は必読!痛快である。しかし『新カラ〜』未読なので他は読むかわからん。オススメの項目あったら教えてください。ちなみに図書館本。

  • yumiha

    主に『新カラマーゾフの兄弟』(亀山郁夫)の紹介とその評価をめぐる本だった。確かに「父殺し」はドストエフスキーのテーマのひとつだろうけれど、それだけではないと思ふ。私にとっては、「カラマーゾフの遺言」(若松英輔)の宗教や虐げられた人々などの考察が、一番納得し示唆をもらった。

  • えっ

    ソローキン訳者のお三方の論考を目当てに読む。色々な切り口からドストエフスキーについて書かれており、軽いものから重いものまで多様。マムレーエフ、死の家の記録、小林秀雄に興味を待った。いとうせいこうさんの対談が楽しく、地下室の手記を一先ず読み始めた。新カラマーゾフに関する記事、亀山さんという人はドストエフスキーの登場人物に居そうだと思う。ポドロガは難しくて読むのに苦戦したが面白かった。

  • 工藤 杳

    新カラマーゾフのあたりは驚くほどどうでもよい。ポドロガ(東海晃久)のドス論。ざわめき、狭間、身体

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