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第二貧乏物語

河上肇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784406052474
ISBN 10 : 440605247X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan

Content Description

思想弾圧が狂暴化する中、新たな理論発展を遂げた河上が『貧乏物語』の弱点を一掃して、科学的社会主義の普及に大きな役割を演じた『第二貧乏物語』。元原稿による戦後の完全版をもとに、読みやすい新体裁で刊行。

【著者紹介】
河上肇 : 1879〜1946年。経済学者。山口県錦見村(現・岩国市)生まれ。東京帝国大学農科大学講師、読売新聞社記者などを経て、1915年から京都帝国大学教授。1928年京都帝大を辞職し政治活動に参加。1933年に検挙・収監される。1937年出獄後は、自叙伝などを執筆。終戦後、活動への復帰を予定したが、1946年に逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カブトムシ

    河上肇は、1879年に山口県岩国に生まれ、東京帝大を卒業しました。私は、大学時代に、東京大学のご出身の経済学の助教授にお世話になって、若い頃に経済学史を少し勉強しました。河上肇は、「貧乏物語」の後、「第二貧乏物語」も出しています。その後、京都大学で教鞭をとり、マルクスの「資本論」の解説の本を出しています。従ってマルクス主義の観点からの考察が加えられました。彼は、「自叙伝」も書いたリ、漢詩に通じていたり、文人の側面もあり、単なる学者ではなかったと言えます。私は、彼の学者に留まらなかった才能を尊敬しています。

  • 1.3manen

    「社会問題なるものは、根本的には、これらの生産諸力と社会組織との間に矛盾衝突が存在するために起こるのである」(50ページ)とは、本質的な指摘であろう。社会問題を多角的に捉えて、日本社会をどうしたらいい方向に進めることが可能か、という問題意識は3.11以降、どの分野でも問われるところであり、ここに社会問題を扱う河上先生の研究が蘇生するのである。「帝国主義が資本主義最後の段階」(185ページ、1929年10月)との指摘は、現代ではグローバリズムが帝国主義なのだろうか。マル経の思潮が大変を占めるが、搾取が鍵だ。

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