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マラカナンの悲劇 世界サッカー史上最大の敗北

沢田啓明

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784103356318
ISBN 10 : 4103356316
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

空前の巨大スタジアムで、絶後の20万大観衆が慟哭―。1950年ブラジルW杯最終戦、まさかの逆転負けで、全国民が沈黙した悲劇を完全再現。1000点余の資料、20年以上に及ぶ調査と取材で見えてきた真実とは?南米サッカーの発展から、選手たちのその後の哀しき人生までを書き尽した、渾身の大河ノンフィクション作品、ついに完成!人々を熱狂させるサッカーは、しかし一方で、かくも残酷なのか…。

目次 : 第1章 世界最大のスタジアム/ 第2章 フットボールの南米伝播/ 第3章 南米選手権、五輪、そしてワールドカップ/ 第4章 バレーラとバルボーザ/ 第5章 ワールドカップ前夜/ 第6章 ワールドカップの熱狂/ 第7章 マラカナッソ(マラカナンの悲劇)/ 第8章 マラカナッソの夜

【著者紹介】
沢田啓明 : 1955年山口県生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒。3年間の会社勤めの後、北アフリカ・サハラ砂漠の天然ガス・パイプライン敷設工事現場でフランス語通訳に従事。蓄えた資金で1986年ワールドカップ・メキシコ大会を現地観戦し、人生観が変わる。同年末、ブラジル・サンパウロへ。フットボール・ジャーナリストとして日本の専門誌、新聞などへ寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yyrn

    久しぶりに読んだサッカー本。とても面白かった。海外サッカーを追いかけている人なら読んで損はない(と思う)。70年も前の出来事ながら今につながる南米サッカーの系譜が臨場感をもって感じられる(ハズだ)▼当時サッカーは断然ヨーロッパ勢が強かったが、第二次大戦で疲弊した欧州ではとてもW杯開催などできず、1950年の開催はブラジルに決まったが、開催までの期間とブラジルサッカーが台頭する時期がシンクロして国民の期待が異常に高まり、大会でも勝ち進むセレソンの快進撃に優勝以外考えられなくなっていた大声援を送る国民の前で⇒

  • 黒猫

    マラカナッソ。1950年ブラジルマラカナンスタジアムで、ウルグアイがブラジルを破り、自殺者までだした伝説の試合。ウルグアイ代表大ファンの私は読まずにいられなかった。まず、ウルグアイ代表キャプテンのバレラ無くして、マラカナッソは無かったと言って良い。勝ったつもりでいるブラジルを観察し、カウンターを仕掛ける。そのサッカーは今のウルグアイと何ら代わりがないウルグアイサッカーの哲学。試合前の伝説の言葉「観衆が何十万いようと彼らがプレーするわけじゃない!ピッチの上では11対11だ!」。バレラ主将かっこよすぎ。

  • ジュンジュン

    マラカナンの悲劇(ブラジル版ドーハの悲劇)へと収斂していくブラジルとウルグアイのサッカーの歴史。14年W杯の関連本だが、たった1試合のことで単行本(300p)がでるなんて…ワールドカップ恐るべし。

  • きくまる

    サッカーのトリビアを求めて読む。前半は南米のサッカーの歴史。植民地の支配者による上流階級のスポーツから、下層階級であってものし上がれるスポーツへ。ブラジルもウルグアイも人々の誇り高く、自分たちで独立を勝ち取ったという矜持が感じられる。最後の試合まで、一気に読ませる。本当にショックによる心臓発作で人が死ぬんだと、驚き。ブラジル人の盛り上がり方は凄まじいが、敗戦後の態度は美しい。カリスマ的強いリーダーがまぶしい。そんなリーダーがあり得た時代だったんだな。マラカナンの悲劇は…今回再燃しちゃったのかしらん。

  • Mimuchi

    南米のサッカーとブラジルサッカーの歴史を知るのには良い本。面白く読めました。

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