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戦争でだれが儲けるか 明治以来十五年戦争に至る戦争経済の実態と戦後の継続

沢昌利

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784434046605
ISBN 10 : 4434046608
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2004
Japan

Content Description

「戦争ほどボロい商売はない」。それは誰にとってか。戦時中、金属工業統制会に勤務した経験を持つ著者が、原資料にあたり、日本の戦時経済の構造的特質を解き明かす。戦争の教訓を忘れつつある日本人への警告の書。

【著者紹介】
沢昌利 : 1917(大正6)年、福井県敦賀市生まれ。旧制中、工専卒。1938(昭和13)年臨時召集、第一期陸軍技術幹部候補生として陸軍工科(兵器)学校卒業後、中国山西省大行山脈中を転戦。1942(昭和17)年召集解除。1945(昭和20)年再召集、技術軍曹で敗戦を迎えた。1942年(昭和17)年の召集解除後、住友金属より金属工業統制会技術部に出向、戦時統制経済の末端業務に従事、太平洋戦争時の戦時経済の跛行性と脆弱性をうかがい知る。戦後、日本ステンレスを解雇後、自営業を経て東京で中小機械工業会社を経営、定年退職後、著述に専念して現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Hiroki Nishizumi

    戦になると人は狂う。あるいは狂うから戦になるのか。最先端技術は軍需産業との結びつきが強く、単純に駄目といは言えない面もあると思う。人間としてどう生きるのかよく考えたい。

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