Books

ガリ切りの記

沢井余志郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877144241
ISBN 10 : 4877144242
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2012
Japan

Content Description

漁業・紡績の町から石油化学コンビナートの町へ。そして、海と空は汚された。“金じゃない、青空を返せ”の声はかき消された。市長、議員、役所、企業、革新政党や労組は、何をしたのか。人々のささやかな暮らしより「経済成長」優先の者、もとの暮らしを取り戻したい者、立場をするりと入れ替える者、そうした人間の姿を、著者は四日市で記録しつづけた。

目次 : 1 生活記録運動のころ/ 2 くさい魚とぜんそく/ 3 四日市ぜんそく公害訴訟/ 4 民兵よ、いでよ/ 5 反公害運動は、住民が主体で/ 6 一九七二年・四日市公害の「戦後」/ 7 このごろの革新ってどうなっとんのや

【著者紹介】
沢井余志郎 : 1928年静岡県雄踏町に生まれる。1945年浜松工業学校紡織科卒業。翌年、四日市の東亜紡織泊工場に就職。中学生の生活綴り方を集めた『山びこ学校』に触発され、工場の女子工員らとともに生活記録運動をはじめる(「生活を記録する会」)。1954年地区労働組合協議会での臨時職員を経て事務局員(1990年定年退職)。1962年ごろから四日市公害が顕在化すると、被害住民たちへの聞き書きをはじめ、ガリ版文集「記録『公害』」(1968年〜1999年)を発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Recommend Items