Product Details
ISBN 10 : 4309228933
Content Description
地震、戦争、疫病。人類の歩みと切り離せないこれらの災禍は、ときに悲劇として、ときに福音として、ときに英雄譚として語り継がれてきた。そしてこの「災厄の物語化」は、あらゆる宗教にとって中心的なテーマでもあり続けてきた。本書では世界各地の神話を紹介しながら、人類が災厄を乗り越えるためになぜ神話が必要とされたのか、その方法とは何だったのか、人間と宗教の歴史、その営みの意義に迫る。
目次 : 第1章 地震・津波・洪水(地震で滅びた町/ 二つの震災体験 ほか)/ 第2章 神々の戦争(現代の戦争―ウクライナ/ 原初の神々の戦争 ほか)/ 第3章 人間の戦争(『マハーバーラタ』/ 大地の重荷 ほか)/ 第4章 現代の戦争神話(『バーフバリ』と『マハーバーラタ』/ 王権の初期に現われた「母」たち ほか)/ 第5章 疫病・死・再生(現代の疫病―新型コロナウイルスの大流行/ 疫病の神話 ほか)
【著者紹介】
沖田瑞穂 : 1977年、兵庫県生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程修了。博士(日本語日本文学)。日本女子大学・青山学院大学非常勤講師。専門はインド神話、比較神話(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2023/10/10
hiro6636
読了日:2025/04/18
y
読了日:2024/07/07
h t
読了日:2024/03/10
やん
読了日:2023/10/08
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