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一瞬の永遠を、きみと スターツ出版文庫

沖田円

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784813701293
ISBN 10 : 4813701299
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan

Content Description

絶望の中、高1の夏海は、夏休みの学校の屋上でひとり命を絶とうとしていた。そこへ不意に現れた見知らぬ少年・朗。「今ここで死んだつもりで、少しの間だけおまえの命、おれにくれない?」―彼が一体何者かもわからぬまま、ふたりは遠い海をめざし、自転車を走らせる。朗と過ごす一瞬一瞬に、夏海は希望を見つけ始め、次第に互いが“生きる意味”となるが…。ふたりを襲う切ない運命に、心震わせ涙が溢れ出す!

【著者紹介】
沖田円 : 2015年12月、スターツ出版文庫創刊を飾る一作として、『僕は何度でも、きみに初めての恋をする。』を刊行、現在20万部を突破する人気作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 遥かなる想い

    読書メーターの献本で当選。 一夏の高校生の恋を清洌に描く。 夏海と烽フ物語..現代の童話のような展開は 近付く哀しみを予感させ、心に染みていく。 二人が目指す海の先には何があるのか.. そして烽ニは一体誰なのか..「一瞬の永遠」と いう言葉が持つ意味を噛み締める.. 最後は優しい夏の物語だった。

  • dr2006

    高1の夏休み、学校の屋上の縁に佇み、絶望に冷えた自分に終止符を打とうとしていた竹谷夏海に、藤原朗は海に行きたいと誘う。出会ったばかりの二人が自転車に乗って遠くの海を目指す三日間の物語だ。二人が「海」という短期の目的を共有し接近することで、それがやがて絶望を乗り越える手段に置換されていく。青い空、青い海は二人の希望を暗示する。人はどんなに切ない運命でも大切な誰かとの繋がりを求める。夏なのに寒さが度々描写されるが、二人の距離感がとても暖かくて癒される。さらっと読めるが、糖度高めなのでキュン死に注意(笑)

  • SJW

    学校の屋上から自殺をしようとした高一の夏海と余命少ない朗の3日間の生きる希望を取り戻す物語。読書メーター第一位らしいのですが、やはりライトノベルの域は出ていませんでした。

  • 菅原孝標女@ナイスありがとうございます

    出会ったばかりで……とは思ったけども! 高校生らしく、きらきらした輝きを放っているお話だなぁと思いました。笑って。笑って生きよう。

  • 蒼雨

    おもわず、何かを探しに海に自転車で行きたくなるような感じでした。「忘れたいのに忘れられないことがあるのと同じで、覚えていたいと思っても、いつの間にかなくなってしまうものはきっと両手で数え切れないほどある」という一文を読んだ時、共感しすぎて鳥肌立ちました。夏に読んで欲しい本です‼︎行きの新幹線で読み切ったのに感想書くのが大変遅れてしまいました^^;

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