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奈良時代の日本語 日本語ライブラリー

沖森卓也

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784254516920
ISBN 10 : 4254516924
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代日本語がどのような体系や構造を有しているのかをより深く知るために,その変遷の過程を時代別に詳しく見つめるとともに,それをわかりやすく歴史的に位置づける。この巻では,日本語の成立から奈良時代までの「上代」までを見ていく。

【主な目次】
第一章 奈良時代までの日本語概説〔沖森卓也〕
第二章 文字・表記、文章文体〔澤崎 文〕
第三章 音   韻〔鈴木 豊〕
第四章 語   彙〔沖森卓也〕
第五章 文   法〔森野 崇〕

【著者紹介】
沖森卓也 : 1952年三重県に生まれる。現在、立教大学名誉教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Go Extreme

    漢字借用による日本語表記の創出 万葉仮名という音訳表記法 渡来人が伝えた漢字と文字文化 甲乙二類の音韻区別 母音調和という古代の法則 未だ定説なき上代母音体系 未発達な撥音・促音・拗音・長音 濁音連続を避ける連濁規則 平安期と変わらぬ高低アクセント 下段活用なき動詞活用体系 未発達だった動詞・形容詞の已然形 完了助動詞「つ」「ぬ」の動詞選択性 名詞化する「ク語法」の存在 係助詞の係り結び 和歌にみる和語中心の語彙 仏教・律令由来の漢語使用 古代から存在した擬声語・擬態語 雅語・俗語・方言の使い分け意識

  •  

    上代日本語の本は少ないと思っていたなか販売されたので購入。概説、文字・表記、音韻、語彙、文法の5章で構成。資料の写真や原文などが豊富で分かりやすかった。文字のないところに漢字を導入する話などは理解が進んで良かった。最後の文法は平安と変わらないものは飛ばし気味で読んだ。一番気になっていたのはハ行音と上代特殊仮名遣いに関してだが、音韻の章のみ、研究結果レビューみたいになっていてちょっと物足りない。日本書紀α/β群の説は分かったが定説なのか書いてほしいところ。あと、図3.1〜3.3は少し解説少なく感じた

  • moggadeet

    それにしても、ぼくはあまりにものを知らなすぎる。この本を読みながら、ひとりで忸怩たる思いでいた。 コンパクトだけれども上古の日本語学の現状をまとめた本。ものすごく面白い本。まず第二章をじっくり読んで、古い古い時代の日本語について研究するとき壁となる「表記」(万葉仮名といっても多様性があった)について頭に入れたうえで第三章の音韻論へ。

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