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すごい科学論文 新潮新書

池谷裕二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106110849
ISBN 10 : 4106110849
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

科学の進歩は論文≠ノあり! 「ネイチャー」や「サイエンス」など世界的学術誌に掲載される最新の科学論文から、「毎日100報以上チェックする」という脳研究者が厳選。アルツハイマー治療、タコの利き足や母乳の意外な役割、幸福の条件など、その研究の「どこがすごいのか」「何が新しいのか」「どう役に立つのか」を丁寧に解説。長寿のヒントから最新AIまで、知的好奇心を大いに刺激する万能理系コラム!

【著者紹介】
池谷裕二 : 1970年静岡県生まれ。薬学博士。東京大学薬学部教授。脳研究者。2024年、『夢を叶えるために脳はある』で第二十三回小林秀雄賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • trazom

    池谷先生が「週刊新潮」に連載されたコラムを集めたもの。「すごい科学論文」というタイトルが適切だとは思わないが、毎日100本以上論文をチェックするという池谷先生が、医学・薬学・生物学を中心として、一般人でも分かる形で研究の面白さを紹介してくれるエッセイとして、楽しく読むことができる。社会学や認知・心理学的なトピックスや最新AIに関する話題も多く、科学的な充実感には乏しいが、だからこそ、読みやすいのかもしれない。また、アルカン、ワーグナー、ポリーニ氏の話題なども登場し、先生の音楽好きな一面も垣間見れた。

  • アキ

    科学的と聞くと信頼できるように思えるが、常に新たな知見が発表され、昨日の常識が明日以降も正しいとは限らない。毎日100本の論文を読み、年間5万本の論文に接している著者ならではの、選りすぐりの科学論文を75本紹介しています。薬学のみならず、AI、医学、遺伝学など幅広い分野に渡っていて、とても読みやすい。これからの世の中は、どうAIと付き合っていくのかが大事になってきそう。

  • tamami

    池谷裕二さんは、脳科学の専門家として以前から著作に親しんできた方だが、最近は分野を広げて科学全般、殊にAIに関する著作も出されていて、当方の自然科学の関心分野も広げられている次第。本書も取り上げている題材は生命科学分野を中心に、最新の科学研究の成果を幅広く紹介している。週刊誌のコラムとして執筆された由、一話一話まとまっていて読みやすい。最終章では最新のAI研究に話題が及び、ChatGPTも話題にされているが、その能力を構成する要素には、西欧白人文化が大きな割合を占めているとの指摘もあり、複雑な思いを抱く。

  • 樋口佳之

    ご紹介感謝です。興味深く読み終えました。/アフリカではチンパンジーが駆虫薬として薬用植物を経口服用することが知られていますが、塗り薬としての利用を発見したのは、今回が初めてです。アカルクニンは、現地の人々は薬用植物として利用しています。オランウータンも薬効成分が含まれていることを知っているのでしょうか。/薬効成分があると言う事を文化として継承しているのだと思うのですが、これこそ人間唯一の特質と言える事がどんどん減ってしまっている。自ら火を起こして、その火の利用位しか残って無いのでは?

  • 姉勤

    予想と違った。6項目、30ページぐらいで紹介しているものを考えていたが、まさかの75項目(章の数としては合っていたが)。世界の科学論文の紹介で、AI、著者の趣味の音楽、稼業の脳科学のネタが複数回紹介させるジャンルに多岐に渡っている。しかし短過ぎて、飲み屋や休み時間の時間つなぎの豆知識ネタの域を出ず、突っ込まれても、さあ、としか答えられないではないか。コスパタイパな辞世にはこれでいいのかも知れないが。

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