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産めないけれど育てたい。 不妊からの特別養子縁組へ

池田麻里奈

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046047816
ISBN 10 : 404604781X
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

10年以上も不妊治療し、2度の流産、死産を経て、子宮全摘。その手術後の病室で「産めなくても、育てることはあきらめたくない。養子縁組をしたい」と書いた手紙を渡し、夫も決意。研修を受け「待機」に入った矢先に、赤ちゃんが突然やってきた!養子縁組を決意するまでの葛藤と、赤ちゃんを迎えてからのドタバタだけれど幸せな子育て、審判で実子となり1歳になるまでを夫婦それぞれの視点から綴ったエッセイ。「新しい家族のかたち」として注目の「特別養子縁組」の貴重な実例。

目次 : 序章 プロローグ(それでもやっぱり育てたい/ 1本の電話からすべては始まった ほか)/ 1章 新米パパママの奮闘記―0〜3か月(「赤ちゃんを守る!」私の中の全細胞が反応/ 「お母さん」と呼ばれて胸が躍る ほか)/ 2章 ついに入籍!実子となる―4か月〜1歳(日常になっていく幸せな日々/ 養子縁組あっせん団体の訪問 ほか)/ 3章 養子を迎えるまで―不妊治療から流産・死産(結婚から妊活へ/ 「少し休もうよ」と言う夫と心がすれ違う ほか)/ 4章 養子を迎えるまで―妊活終了から養子を迎える決意(「いつか」という人生の先送りをやめる/ 子どもがいなくてもその人の価値は変わらない ほか)

【著者紹介】
池田麻里奈 : 不妊ピア・カウンセラー。「コウノトリこころの相談室」を主宰。28歳で結婚し、30歳から10年以上、不妊治療に取り組む。人工授精、体外受精、2度の流産、死産を経験。子宮腺筋症で子宮全摘後、「それでもやっぱり育てたい」という自らの思いを確信し、特別養子縁組を決意。44歳のとき、0歳の養子を迎える。数々のメディアや、大学で講演活動を行うなど、実体験を語っている

池田紀行 : トライバルメディアハウス代表取締役社長。妻とともに不妊治療に取り組み、長い間実子を望んでいたが、妻の子宮全摘後に「それでも育てたい」という望みを伝えられ、特別養子縁組を決意。46歳のとき、0歳の養子を迎える。企業のマーケティング支援を行いながら、多数の講演活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kurara

    ★3.5【21.14】

  • バニラ風味

    作者夫婦は、妻44、夫46歳の時に、生後5日目の赤ちゃんを養子に迎えることができました。そこまでの長い長い、道のりの記録です。不妊治療を続け、やっと恵まれた子を流産。そして、密かに考えていた養子をもらうという選択をした、作者。そこに至るまでの気持ち、葛藤、悩みが書かれていて、胸が痛くなりました。作者の夫からの記録もあり、夫婦の在り方というものを考えさせられます。養子を迎えられて、本当に良かったね!と声をかけたくなりました。

  • K1

    不妊治療を続け、実子を望んでいたが、妻の病気をきっかけに特別養子縁組で生後5日の赤ちゃんを迎え入れた一組の夫婦。生後9か月で実子として届け出るまでの経過とそれぞれの思いが書かれています。

  • おったん

    まず、著者である池田さん夫妻には最大限の敬意を表したい。数々の苦悩と決断、そしてそれをエッセイとして世に送り出したことは間違いなく現代の社会福祉に対して大きな影響を与えることだろう。本書からは沢山の学びがあり、そして同時に、多くの人が正しく理解しておらず、それゆえに危機感を抱けていないことが無数に存在するのではないだろうかと思う。特に不妊については社会全体として理解が乏しく、一つの病であるにも関わらずあたかも女性としての欠陥であるかのように扱われてきた歴史といまだ根強く残る蔑視があるように感じる。→(続)

  • 清水勇

    10年間の不妊治療で体外受精までやっても3度の流産、その後子宮全摘手術と心身共にズタズタになってたどり着いた特別養子縁組。生後直ぐの赤ちゃんを養子として受け入れ育児に奮闘後実子になるまでの凄い体験談が実名、実写真でその時々の本音が赤裸々に描かれている。壮絶な奮闘記なのに読後感が爽やかなので著者麻里奈さんの強い覚悟を感じた。本は彼女のそれぞれの段階での悩みながらの切実な思いとその時の夫紀行氏の思いが対になって綴られている。自分自身の育児期の妻への配慮不足の反省から夫の寄り添いの大切さと彼の素晴らしさを痛感。

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