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ISBN 10 : 4044006709
Content Description
教師として日本各地を訪れた小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、庶民生活の中にある「単純、善良、素朴さ」を愛す一方、西洋化を推し進める「新日本」に幻滅する。彼が見つめ、追い求めたものとは何か。横浜上陸から松江・熊本・神戸そして東京で亡くなるまで―八雲文学研究と邦訳の第一人者が、作品・書簡・講義録等から、14年間の足跡と心の軌跡をたどる。いま、私たちが見直すべき日本文化を再発見するための八雲案内。
目次 : はじめに―失われゆく日本の心を見つめて/ 第1章 小泉八雲はなぜ日本にやって来たのか―漂泊・幽霊・ユートピア(激情家・小泉八雲の生涯をたどる/ 日本という永遠のヴィジョン/ 八雲の松江 松江の八雲 ほか)/ 第2章 教育者としての小泉八雲―想像力・共感・非個性(教育への情熱/ 教育における想像力とは何か/ 語り部のかたりなす文学講義 ほか)/ 第3章 小泉八雲が私たちに語りかけてくるもの―死者と生者の共同体(原風景をたどる―自伝的断篇が伝える霊的世界/ 夢の小宇宙としての再話文学/ “永遠に女性的なるもの”をめぐって ほか)/ あとがき―真・善・美へと向かう歩み
【著者紹介】
池田雅之 : 三重県生まれ。早稲田大学名誉教授。専門は比較文学、比較文化論。NPO法人鎌倉てらこやの理事長を長らく務めたのち顧問に就任。その社会貢献活動に対して、文部科学大臣奨励賞、正力松太郎賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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KAZOO
読了日:2022/11/21
組織液
読了日:2023/09/18
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