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国境のエミーリャ 10 ゲッサン少年サンデーコミックス

池田邦彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098530403
ISBN 10 : 4098530406
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2023
Japan

Content Description

愛と勇気の仮想戦後活劇、第10巻! 1963年。世界は主義を異にする東西に分断されている。方やアメリカ合衆国を中心に資本主義の旗の下に集う西側諸国。方やソヴィエト連邦を中心に共産主義の旗の下に集う東側諸国。そして日本は、列島の真っ只中に“鉄のカーテン”が降ろされた分断国家として存在している。杉浦エミーリャは聳える壁によって分断された東京の東側東トウキョウで生きる20歳。表向きは人民食堂の給仕係をしながら、東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として活動している。彼女はこの世界で様々な人に出会う。厳しい検閲中でも、自分の“映画館”を守ろうとする館主。遙かドイツから“Uボート”に乗って19年ぶりに帰郷した、“この戦後”に納得出来ない未だ戦中を生きる帝国海軍の水兵たち。風前の灯火の日本酒文化を残したいと願う造り酒屋。東西融和時代に活躍するも、今はもうその存在をほとんど忘れ去られてしまった歌手。この壁は誰の為のものか!?信念は、分断を凌駕するか!?己を貫くエミーリャの物語、第10巻に到達!!

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 月をみるもの

    続刊を読むたびに、韓国・北朝鮮は日本の身代わりに分断されてるのだな、、と思う。

  • Ex libris 毒餃子

    どのエピソードも良かった。ソ連ではペプシコーラが流行ったくだりを知っていると余計に楽しめる。ユーボートの回も海の男的で素晴らしい。かまをかける商人も好きだし、内務省はいいぞ。

  • maekoo

    第二次大戦で東西分割された世界での東京も二分された1963年、東側で働き西側への脱出請負人を裏家業とする少女が織りなすアクション有りサスペンスありの漫画で現在享受されている文化流通がどう変化し影響し合っているかを想像出来る希有な作品の10巻! 今回の4つの話(前後編有)は全て面白かった! 特に戦後ドイツで譲り受けたUボートが途中の攻撃で難破しマダガスカルの島で終戦を知らず20年暮らし修理して日本に向かう乗組員達の話は泣けた! 又、東側で生き残っていた日本酒の蔵元の話も西と東の行政の考え方が出ていて面白い!

  • 電羊齋

    コーラの話はペ○シコーラがモデルだろうか。お酒の話は確かに西も東も「官僚主義」だよねえと思わされる。潜水艦の話、歌手と麻薬がらみの話も良かった。それにしても「昼食は売り切れ!」がますますアクロバティックになっていく(笑)

  • みみず

    読み終わって、今回のエミーリャはそれほどひどい目にはあわなかったなーと思ってしまって、慣れって怖い(^_^;

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