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ISBN 10 : 4334046584
Content Description
「あの海軍甲事件で山本五十六長官が撃墜された時、私は1番機、2番機に続く『3番機』の搭乗員として、長官と同じ空を飛んでいたんです」1943年(昭和18年)4月18日。日本海軍連合艦隊司令長官の山本五十六海軍大将が、日米の最前線となっていたソロモン諸島で、最前線を視察するためラバウルからブインへ移動中、搭乗していた機体をアメリカ軍の戦闘機に撃墜された。五十六が座乗した1番機は11名全員が、宇垣纏参謀長が搭乗した2番機は12名中9名が戦死している。通説では、海軍甲事件において登場する陸上攻撃機はこの2機だけである。果たしてこの話は真実なのだろうか。すると証言者の青木藏男さんは一冊の手帳を取り出してきた。
目次 : 第1章 山本五十六、ラバウルへ/ 第2章 白装束の偶像/ 第3章 僕もショートランドへは行きたいからね/ 第4章 宇垣の入院/ 第5章 巡視計画の真意/ 第6章 過ぎゆく日々/ 第7章 野豚狩り/ 第8章 出発前夜/ 第9章 機上の人/ 第10章 悲劇と混乱/ 第11章 喪失
【著者紹介】
池田遼太 : 1998年生まれ。専修大学文学部歴史学科日本近現代史専攻卒。日本陸海軍の研究、特に情報戦・暗号戦を専門とし、戦争体験者やその遺族への聞き取り取材も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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skunk_c
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