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ポジショナリティ入門 個人間に現れる集団の権力を読み解く

池田緑

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768480076
ISBN 10 : 4768480071
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
池田緑 ,  

Content Description

なぜ私たちはそれが差別だと気付かないのか?
人びとの社会的関係を分析するポジショナリティという概念が注目を集めている。個々人は、それぞれが属する集団間に存在する権力関係に強く結びついており、集団の権力関係抜きに社会の不平等や抑圧について理解することはできない。
社会に存在する集団的な不平等や格差、差別や抑圧を理解するための視点として、本書では特にジェンダーと「沖縄と日本」の議論を中心に、ポジショナリティとはなにを問題にし、なにを明らかにしようとしているのかを、わかりやすく解説した入門書である。(発行=白澤社/発売=現代書館)

【著者紹介】
池田緑 : 大妻女子大学社会情報学部准教授。専門は社会学、ポジショナリティ論、ジェンダー論、ポストコロニアリズム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • venturingbeyond

    出張の移動の車中で読了。よくできた入門書でした。差別の現実を明確に読み解くための切れ味鋭い分析概念としての「ボジショナリティ」について、その来歴や意義を的確に論じ、「ポジショナリティ」に対しての誤解や決めつけに対して、丁寧に反論する。そして、「ポジショナリティ」概念の来歴の中に、М.ヴェーバー、A.シュッツ、K. ヤスパースなどの学説があることを論じ、社会学の系譜にきちんと定置する手際は、とてもよく整理されており、リーダブルな一冊でした。

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