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ISBN 10 : 4044070016
Content Description
臓器移植、人工臓器、遺伝子治療…医療技術の進歩は、さまざまな病気の治療を可能にした。なかでも脳死臓器移植技術の進歩は著しいが、一方で、この技術は、私たちの死生観を覆す大きな問題も提起した。脳死後、臓器摘出中に動いたり、脳死状態で数十年も生き続けたりする人を前に、「死」をどう捉えればよいのだろうか。脳死臓器移植の問題点に真正面からぶつかり私たちに鋭く問いかける。
目次 : 序章 反・脳死臓器移植の思想/ 第1章 臓器移植法・改定案の問題点/ 第2章 死とはどういうことか/ 第3章 脳死はペテンである/ 第4章 死の自己決定権について/ 第5章 人工妊娠中絶と脳死/ 第6章 臓器移植は欠陥医療である/ 第7章 ドナーとレシピエントの非対称性/ 第8章 ドナーになるのは善行なのか/ 第9章 アンチ・コントロールの思想/ 第10章 ポスト脳死臓器移植の時代―二十一世紀の医療の問題点
【著者紹介】
池田清彦 : 1947年、東京生まれ。東京教育大学理学部卒業、東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。早稲田大学国際教養学部教授。構造主義科学論、構造主義生物学の見地から、多彩な評論活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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やっさん
読了日:2019/10/11
James Hayashi
読了日:2020/10/10
shimashimaon
読了日:2022/08/13
lily
読了日:2017/01/20
春色
読了日:2006/09/14
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