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共感バカ 祥伝社新書

池田清彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396117047
ISBN 10 : 4396117043
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

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日本をダメにする共感バカの正体! 
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現代社会では絶対善とされる共感能力。
世間には共感を促す声が溢れ、賛同しない者には、
息苦しさや社会的な制裁が与えられている。
「共感」は肉食獣のような力を持たない人類にとって、
生存・進化の原動力になった。
他者を思いやることで私たちは進化し、繁栄を築いてきたのだ。
一方、戦争をはじめ、人類史における大きな災厄が
過剰な共感からもたらされたのも事実だ。
太平洋戦争時の日本社会などは、その最たるものであろう。
本書では、テレビでもおなじみの生物学者が、
現代社会に溢れる「共感」に警鐘を鳴らす。
もはや国家が国民を守ってくれない時代、
個人が強く生きるための思考を伝授する。

【著者紹介】
池田清彦 : 1947年、東京都生まれ。生物学者、評論家、理学博士。東京教育大学理学部生物学科卒業、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学。山梨大学教育人間科学部教授、早稲田大学国際教養学部教授を経て、山梨大学名誉教授、早稲田大学名誉教授、TAKAO 599 MUSEUM名誉館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takka@ゲーム×読書×映画×音楽

    最近の悩みへのヒントになるかと思い、本著を購入。ポール・ブルームの『反共感論ー社会はいかに判断を誤るか』に書いてあるとおり共感には苦しんでいる猫を見ると「猫が苦しんでいる」と思うような認知的共感と飼い猫が苦しんでいる姿を見て、自分も苦しみを感じるような情動的共感がある。情動的共感が強いと偏りが生じやすい。それがSNSで跋扈する排除に繋がっている。同胞との間には「共感しない」、異質なものに「共感する」ことを磨いていく必要がある。『反共感論』を含め過去に読んだ本の内容に似ているが再確認として読んでよかった。

  • とももも

    とても興味深い本だった。 共感は度を超えると狂気。 感情が動かされ、共感したくなった時、本当は自分がどう思うのか、まずは疑いをもつ訓練をしていこうと思えた。

  • funuu

    あまり共感すると危険と言う警告。 著者が山本太郎支持者というのにはびっくり。 南海トラフ地震30年発生80%には共感している。

  • 茅ヶ崎太郎

    共感について論じている内容は良いが、そこにちょいちょい挟む事例が左翼過ぎて、本題からズレすぎ。ガッカリ。

  • みぃ

    自分で考えずに、他者に共感して同調して行動するのが共感ばか。共感と同調は、自分と異質なものを排斥する圧力としても強力に作用するので注意が必要。共感の作用と副作用を理解し、他者の言動に流されて騙されないこと。⭐︎3

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