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無敵のソクラテス

池田晶子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784104001101
ISBN 10 : 4104001104
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

帰ってきた池田晶子。今蘇る、史上最強の対話術。名著『帰ってきたソクラテス』に始まる“対話篇”シリーズの全貌が、この1冊で明らかに。待望の「完全版」遂に刊行。池田晶子選「大人のための哲学書案内」を併録。

【著者紹介】
池田晶子 : 1960年(昭和35年)8月21日東京生まれ。1983年(昭和58年)3月、慶應義塾大学文学部哲学科倫理学専攻を卒業。文筆家と自称する。「哲学エッセイ」を確立して、多くの読者を得る。2007年(平成19年)2月23日死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ehirano1

    著者の池田さんはクサンチッペでありソクラテスでもあるようです。クサンチッペとソクラテスの対話/会話で話は進みます。YouTubeで云えば、ゆっくりの霊夢と魔理沙のような感じでしょうか?発刊が古いので、時事ネタが古いのは仕方ないのですが、そんなことはどうでもよくなるくらい対話の内容に圧倒されました。これはいつまでも読み続けたい。そんな気持ちになりました。

  • ジョンノレン

    意識や思索の本源を掘り下げ切った視点から、諸々の属性や人物から繰り出される、様々なそれらしい見解を見事に分解し矛盾を浮き彫りにしていく。目から鱗の連続。 対話形式である事に加え、そもそもの女史の簡潔で滑らかな文章のお陰で、本来なら至極難解な事柄もすんなり入ってくる。で、「脳」と特定したら叱られそうだが、結構濃密なブレインストーミング感が残る。また緩衝材としてのクサンチッぺの存在もケッサクで笑え、何故かホッとする。 やはり女史は天才だ。

  • らい

    一項目ずつ読んでいくのがもったいなくなるような、寂しくなるような気分だった。どこかで真理の一点を押さえてしまえば他の一切の事象を包摂できるとおもう、その真理のようなものを探しているって言ってたけどまさにそんな感じだった。それにしても真っ向勝負だなあ笑

  • yogi

    無敵のソクラテスを読み私はまたまた胸の中に何かを飼ってしまった気がするが私はまた無敵にちかづきたくもないが無敵に近づいた気になりゲンナリすることもなく寧ろ喜ばしい限りにいきり勃つ物抑え慎ましやかに自分を奮い立たせる自分を抑えたり無敵になったりの制御方法も少し身につけたのではないか感謝です。池田晶子さんありがとうございます。

  • Kano Ts

    何かつかめそうな気がするけど、その「何か」との間には依然として距離を感じる。そんな気分になりました。そこを少しでも埋めるのが考えるって事なんだろうなと。書こうと思えばこの本の4分の1くらいのページ数で書けるんだろうけど、僕含めたほとんどの人には正しく伝わらないんでしょう。それが言葉というツールで頭の中の正確に言語化できない考えを伝えることの難しさなんだろうなと。次はプラトンの「国家」を読んでみようかな。上下巻あって結構分厚いから尻込みしてるけど…。

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