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捕物小説名作選 1

Shotaro Ikenami

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087460735
ISBN 10 : 4087460738
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

旗本の若妻が、全身びしょ濡れの若い女が枕元に座っている夢を見た。添い寝する娘も「ふみが来た」と叫び、夜ごと同じ夢の恐怖に怯えるようになった。ついに実家に駆け込み離縁を頼む半七捕物帳「お文の魂」。岡っ引きが素人芝居の舞台上で殺された謎を追う右門捕物帖「南蛮幽霊」ほか、顎十郎、貧乏同心など、有名主人公が大活躍。時代小説の巨匠・池波正太郎厳選の捕物シリーズ第一作集。

【著者紹介】
池波正太郎 : 1923年1月25日東京生。戦後都庁勤務の傍ら長谷川伸氏に師事して戯曲、小説を発表。60年「錯乱」で直木賞受賞。77年には第一一回吉川英治文学賞を受賞。90年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Kira

    捕物シリーズの第一回作品を収録したアンソロジー第一弾。『半七捕物帳』からは「お文の魂」。この一篇だけで、半七に夢中になりそうな予感がした。『風車の浜吉捕物綴』からは、「風車は廻る」を収録。柴田錬三郎氏の『貧乏同心御用帳』から中編の「南蛮船」が収録されていて、思わずうれしくなる。この一篇だけは、何度読ん だかわからないほど気に入っている。柴錬以外の五人の作家さんは初読みだったが、いずれも面白くて、図書館で見かけたら手に取って読んでみたいと思う。というわけで、個人的には大収穫のアンソロジーだった。  

  • スローリーダー

    大正、昭和に人気を博した捕物小説のアンソロジー。シリーズ第1作を収録するなど入門編的な編纂なのでハマると話の続きが読みたくなる仕掛けだ。映像化されていて既に映画やテレビでも馴染みが深い。半七、右門、顎十郎、この本以外にも銭形平次、若さま侍等々、老後の読書の楽しみがひとつ増えたようだ。

  • cgatocairb

    LIBー昔の時代小説は面白いと発見!現代の作家の書く時代小説が合わなかったので。気に入った作者の作品を追いかけてみるか。故人でも作品数多そうだが、図書館って良いよね〜。お勧め『貧乏同心御用帳』『半七捕物帳』

  • まめなやつ【多摩市多摩センター整体マッサージ】

    やっぱ半七親分が好きかな。

  • 茶道具

    浅田次郎の解説で「明晰さは平易さに通じ、その平易さが物語の永遠の生命を保証しているのだ」とある。まさしくその通り。古い作品はフォントや行間などがどうにも読みにくく感じてなかなか手がでないのだが、この本で見慣れた文字の大きさや行間に揃えられているのを読むと、想像以上に取っ付きやすく面白かった。各シリーズを改めて読んでみたいので、新装版が出ていることを願う。旧仮名遣いでの味わいは、おいおい楽しみたい。

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