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ISBN 10 : 4772612491
Content Description
原発事故と事故対応の不備、STAP細胞の論文撤回、製薬会社と科学者の癒着、論文の捏造や剽窃など、科学・技術への信頼喪失は、増幅の一途をたどる。一方、軍事利用を目的とした研究体制が推進・強化され、科学は学術としての存在理由を問われている。現代科学が内包する各種の問題点を摘出し、科学・技術の再生の道筋を縦横無尽に語り尽くす。
目次 : 第1章 科学の信頼喪失/ 第2章 技術主義化する科学/ 第3章 科学の暴走を止められるか?/ 第4章 科学の二面性をめぐって/ 第5章 科学者の社会的責任/ 第6章 科学の信頼回復に向けて
【著者紹介】
池内了 : 物理学者。総合研究大学院大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。理学博士(京都大学、1975年)。兵庫県姫路市出身。「世界平和アピール七人委員会」の委員、「九条科学者の会」呼びかけ人。大佛次郎賞選考委員。宇宙物理学・宇宙論を専門として研究を行なってきた。その後、科学・技術・社会論に専門を変えて現代に至っている
島薗進 : 宗教学者。上智大学神学部教授、グリーフケア研究所所長、東京大学名誉教授。1972年、東京大学文学部宗教学科卒業。筑波大学研究員、東京外国語大学日本語学科助手、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部宗教学科教授を歴任。宗教を基盤に幅広い社会的・文化的事象に興味を持ち、多数の著書・論文等の業績があり、フィールドワークも積極的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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