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美術でめぐる 西洋史年表

池上英洋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784405108134
ISBN 10 : 4405108137
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

その時、歴史はどう動き、美術は何を語るのか?古代から現代まで、西洋史の流れを300点超の名作とともに読み解く。

目次 : 1 古代―文明の夜明け(文明のはじまり/ 文字の発明 ほか)/ 2 中世―キリスト教の至福千年(キリスト教の誕生/ 五賢帝時代―パックス・ロマーナ ほか)/ 3 近世―“再生”のルネサンス(プロト・ルネサンス/ 商業の発達とギルド ほか)/ 4 近代―市民革命の時代(対抗宗教改革/ オランダ―真の市民社会の誕生 ほか)/ 5現代―グローバル化のその先へ(ロシア革命/ 第一次世界大戦の惨劇 ほか)

【著者紹介】
池上英洋 : 美術史家・東京造形大学教授。広島県生まれ。東京藝術大学卒業、同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史

青野尚子 : ライター、編集者。東京都生まれ。美術、建築の分野を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    美術によるビジュアル西洋史。富や権力の集まるところに芸術が生まれる。古代、オリエントと地中海が中心だったが、古代エジプトではなく、ギリシャの美術がその後のヨーロッパ美術の基礎となったのは、民主政という政治体制も要因のひとつ。芸術の対象はその時代と切り離せないもの。アルチンボルトの風変わりな肖像画は、新世界から西欧にもたらされた未知の動植物であることなど美術から時代を窺い知れる。18世紀に美術館が誕生し、美術の価値が変容した。現代は個の内面を表現する時代だとすれば、コロナ後にどんな芸術が生まれるのだろうか。

  • yyrn

    以前読んだ本で、絵画や美術品は製作者と共に作品の依頼主の意図を理解することが大事だと教えられ目からウロコだったが、(美しい写真で古代から現代まで代表的な作品を年代順に紹介する)この本で西洋美術史を通観すれば、それはやはりそれぞれの時代の権力者(王や教会や富裕層)の思いが如実に反映された芸術品の数々であったことが改めてよく分かる本だった。領民への啓もうや支配だったり、敵対勢力に対する力の誇示だったり、金に飽かせた自己満足だったり。だからそのくびきから解き放たれて、自ら描きたいものを描くというゴッホたち⇒

  • CarpMeso

    パラパラ眺めるだけで楽しい一冊!これだけの作品を、歴史の流れに沿って網羅的に押さえた書はないんじゃないかと、美術書に詳しくないけど言ってみるw歴史と美術のリンクというところがミソで、「歴史は常に政治や経済の動きが先行し、後から文化がついていくという法則」(P101)というスタンスは明白で説得力がある。残念なのは「現代」、微妙に歴史記述とそのページ掲載の作品の時期がズレているような……。いや、分類不可能性、カオスこそが現代美術なのか。とまれ、歴史から美術を読み解きたい人も、純粋に美を楽しみたい人もぜひ!

  • ganesha

    文明のはじまりからキリスト教の浸透、ルネサンスに産業革命、世界大戦にコロナまで、西洋史を300点以上の美術作品から読み解く盛りだくさんな一冊。読了までに時間がかかったが満足。ニケの写真が格好良かった。

  • takakomama

    古代から現代までの世界史を芸術作品で概観しています。オールカラーで説明がわかりやすいです。絵画や彫刻などの芸術作品はパトロンの意向や技法、社会の出来事の影響を受けています。

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