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イタリア24の都市の物語 光文社新書

池上英洋

User Review :4.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334035990
ISBN 10 : 433403599X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan

Content Description

世界中の旅行者を魅了するイタリアの、特色のある街から24都市を厳選。レオナルド・ダ・ヴィンチ研究でも知られる著者が、様々な歴史上のエピソードを紹介しながら「イタリアを歩く楽しみ」を伝える。

【著者紹介】
池上英洋 : 1967年広島生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修士課程修了。専門はイタリアを中心とする西洋美術史・文化史。海外での研究活動、恵泉女学園大学人文学部准教授を経て、國學院大學文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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イタリアマニアの方向けの一冊。24の都市は...

投稿日:2021/04/23 (金)

イタリアマニアの方向けの一冊。24の都市はどれもこれもなかなかマニアックなのですが、少しでもイタリアに馴染みがあればあるほど、情景が浮かびます。次旅をする際の行き先を検討するのにも役立ちそうな一冊。

luna さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    本書はもともとはNHK教育テレビのイタリア語講座のテキストに連載されていた。月に1冊、2年間で計24の都市が紹介されている。イタリアの街がいいのは、それぞれの街ごとに顕著な特徴を持っていることだ。例えばルネッサンス期はブルネレスキのフィレンツェ、バロック期はベルニーニのローマ。パッラーディオのヴィチェンツァ、あるいは塔の街サン・ジミニァーノ、海の都のヴェネツィアというように。本書は、それらの街でしか見られない絵画(壁画などは移動が不可能だ)や、建築物などを都市そのものとの有機的な関連で語っていくのである。

  • 歴史的建造物が多いフィレンツェは京都、おしゃれに敏感なミラノは東京、陽気なナポリは大阪と似ていると昔からよく言われてるが、著者はシエナを奈良、ボローニャは名古屋だと書かれていた。イタリアの主な24都市を、主に西洋美術史、文化史の視点から、英雄や偉人、民衆たちが繰り広げてきたその街の軌跡、表と裏を豊富な写真とともに解説されており、読んでいるとすぐさまイタリアへ飛んで、その街を散策したくなってくる。ガイドブックよりはぐっと掘り下げ、専門書よりはもっと軽やか。個人的には洞窟住居跡のあるマテーラが興味深かった。

  • コットン

    イタリアの各都市の歴史を紐解きながら絵画や彫刻と建物も楽しめる一冊。特に聖フランチェスコの物語(なにも所有しないことを美徳とする集団が短い期間で聖堂を建て、世界から巡礼者が多く訪れることになる。)を中心とした都市アッシジが印象に残る。

  • 流之助

    所謂イタリアの持つ明確なイメージには反するイタリアのもう一つの顔について、少しだけ垣間見ることができた。24の都市からイタリアの全てを知ることは出来なくとも、このように捉えてはどうか?という視点を提供されたように思う。洞穴住居の跡についての章が印象に残った。

  • Nat

    Kindle版で読了。駆け足だが、イタリアの様々な都市を旅した感じ。次はこの街に行きたいな、と夢がまた広がる。

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