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「脱炭素化」はとまらない! 未来を描くビジネスのヒント

江田健二

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784425985210
ISBN 10 : 4425985214
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

2010年代の助走期間を過ぎ、大きな変革期を迎えている「エネルギー産業」。その肝となるキーワードが本書のテーマである「脱炭素化」です。大学の研究者、日本の環境・エネルギー分野の専門家、シリコンバレー在住のコンサルタントと異なるバックグラウンドを持つ3人が、各々の視点から「脱炭素化」を解説。世界の流れから日本の方針を踏まえて、日本・米国での企業や官公庁の取り組み、事業展開を紹介します。

目次 : 第1章 世界の流れは「脱炭素化」へ(地球温暖化をめぐる国際交渉/ 非化石エネルギーへの転換/ 「脱炭素」への潮流/ 脱炭素化に向けた世界の動き/ 日本での動き―日本の地球温暖化対策)/ 第2章 日本の「脱炭素化」への取り組み―目指す方向と企業、行政事例(「脱炭素化」への道/ 「脱炭素」はブームか、トレンドか/ 「脱炭素」の可能性を探る/ どうしたらいいの?企業の「脱炭素化」/ 「脱炭素化」への支援策/ 脱炭素化―永続的な繁栄へのアクション)/ 第3章 「脱炭素化」ビジネス―カリフォルニアとハワイの場合(米国のエネルギー政策と脱炭素化の流れ/ 温室効果ガス排出の現状/ 州と民間企業が進める脱炭素化/ カリフォルニア州の脱炭素化の取り組み/ 「発電セクター」の脱炭素化/ 「運輸セキター」の脱炭素化/ 「鉱工業セクター」の脱炭素化/ 「商業・住宅セクター」における脱炭素化と天然ガス利用の今後/ 独自路線を進むハワイ州の脱炭素化/ ビジネスチャンス!”脱炭素化のすすめ”)/ 第4章 対談:「脱炭素」で変わる社会、訪れる未来!

【著者紹介】
江田健二 : 1977年、富山県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。エネルギー/化学産業本部に所属し、電力会社・大手化学メーカーなどを担当。アクセンチュアで経験したITコンサルティング、エネルギー業界の知識を活かし、2005年に起業後、RAUL(ラウル)株式会社を設立。一般社団法人エネルギー情報センター理事、一般社団法人エコマート運営委員、一般社団法人CSRコミュニケーション協会理事、環境省地域再省蓄エネサービスイノベーション委員会委員(2018‐2019)等を務める

阪口幸雄 : 岡山大学理学部物理学科卒業後、日立にて最先端の半導体の開発に携わる。台湾系半導体ベンチャー企業の上級副社長を経て、2002年にシリコンバレーで起業。現在、クリーンエネルギー問題にフォーカスしたコンサルタント会社の代表を務める。シリコンバレーを中心に、エネルギー問題や新技術の研究を長期間行い、今後の動向や日本企業の取るべき方策についての明解なビジョンを持つ。専門分野は、エネルギー貯蔵、発送電分離、デマンドレスポンス、分散電源、太陽光発電、水素発電、電気自動車、等。日本の大手エネルギー企業、日本政府機関、大学のアドバイザーを多数務める。シリコンバレー在住30年

松本真由美 : 熊本県生まれ。上智大学外国語学部卒業。東京大学教養学部附属教養教育高度化機構環境エネルギー科学特別部門客員准教授。専門は環境、エネルギー政策論、科学コミュニケーション。研究テーマは、「エネルギーと地域社会との共存」、「環境・エネルギー政策の国際比較」「企業の環境経営動向」等、環境とエネルギーの視点から持続可能な社会のあり方を追求する。大学在学中から、TV朝日報道番組のキャスター、リポーター、ディレクターとして取材活動を行い、その後、NHK BS1でワールドニュースキャスターとして6年間報道番組を担当。2003年以降、環境NPO活動に携わる。2008年5月より研究員として東京大学での環境・エネルギー分野の人材育成プロジェクトに携わり、2014年4月より現職。現在は教養学部での学生への教育活動を行う一方、講演、シンポジウム、執筆など幅広く活動する。NPO法人国際環境経済研究所(IEEI)理事、NPO法人再生可能エネルギー協議会(JCRE)理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • カレー好き

    化石賞の日本。カリフォルニア州は州主体で脱炭素化に20年前から取り組んでいる。勇み足で失敗も多いけれど、皆んなが危機感と目的と情報と実現したメリットを共有しているからベクトルが合う。ハワイ州もしかり。海面上昇で国土を失うのは日本も同じ。日本も早く行動に移す指針を出そうよ。いざ動き出したら行動は揃うのが日本の特徴だから、まだ追いつく。⭐︎3つ

  • yutaro13

    お勉強本。

  • Hiroo Shimoda

    ハワイが脱炭素で先行とは知らなかった。海洋国みたいなもんだもんなぁ。

  • くらーく

    第4章は対談なのだけど、全く同じような事を思っています。既得権者の利益ばかり考えて、将来のための行動をしない日本。環境問題もやろうと思えば、世界に先駆けて出来るのに、なんだかんだと理由を付けて、結局は他国が実施すれば抵抗が少ないところだけをちょこちょこと。リーダーになれない国だな、日本。

  • okadaisuk8

    脱炭素を巡る国際的な政府動向、日本の民間の取り組みをバランス良く解説。最後にやや唐突に在米の識者によりカリフォルニアとハワイの事例も取り上げられるが、再エネに取り組みつつも課題もある点を生活者目線で取り上げていて、これはこれで興味深い。

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