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教育の場における物理 江沢洋選集 第vi巻

江沢洋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535603622
ISBN 10 : 4535603626
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1部 世界観としての科学を(物理学的世界像/ 世界観としての科学を! ほか)/ 第2部 教育にみずみずしい感性を(教育の基本が欠落―高校生に/ パパがセンセイ―ファインマンの場合 ほか)/ 第3部 外国物理教育事情(アメリカの科学教育/ 英国物理学会の高校新カリキュラム ほか)/ 第4部 社会における物理学(日頃、気にかかっていること/ 物理学を社会へ ほか)/ 第5部 文化としての科学(あの頃の哲学と物理/ 科学技術を文化として見る気風を醸成するために ほか)

【著者紹介】
江沢洋 : 1932年東京に生まれる。旧制中学1年から新制高校(群馬県立太田高校)第2学年まで、群馬県の今でいう邑楽郡大泉町で過ごし、高校3年の春、東京都立両国高校に転校。1951年東京大学理科一類に入学。1955年東京大学理学部物理学科を卒業。1960年東京大学大学院数物系研究科物理学課程を修了。「超高エネルギー核子衝突による中間子多重発生の理論」により理学博士。4月より東京大学理学部助手。1963年9月より1967年2月まで、アメリカのメリーランド大学、イリノイ大学、ウィスコンシン大学、ドイツのハンブルク大学理論物理学研究所などで、研究生活を送る。帰国後、東京大学理学部講師。1967年4月より学習院大学助教授、1970年4月より学習院大学教授を務める。1998年3月学習院大学を定年退職。名誉教授。1995年9月より1年間、日本物理学会会長。1997年7月より2005年9月まで(第17期〜第19期)、日本学術会議会員

上條隆志 : 1947年群馬県に生まれる。1971年東京教育大学理学部物理学科を卒業。1973年同大学大学院理学研究科修士課程を修了。その後、東京都立高校の教諭を務め、2008年3月定年退職。現在はフリーター。1973年より東京物理サークルにて活動を続けている。また全国高校生活指導研究協議会(高生研)の代表を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けっと

    本書は教育だけでなく、社会や文化に関するエッセイを集めている。そしてエッセイからは研究とは関係ない領域でも丁寧に調査・思索している様子が伝わってくる。特に物理教育においては「物理学にも思想があることを理解させる」ことが重要だと説くエッセイは科学史の造詣の深さに裏打ちされた教育論であり、納得させられるところが多い。また民主主義の重視が著者の思想の根底にあると見受けられ、そこから中央集権的な教育・研究体制や、日本学術会議における推薦制導入に対する批判へと繋がっている。興味深いエッセイが詰まった良書だと思う。

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