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闇の自己啓発

江永泉

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152099990
ISBN 10 : 4152099992
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代思想やインターネットカルチャーの最深部を駆けめぐり、未知なる事物と出会うとき、私たちの世界観・人生観は一変する!話題騒然のnote連載読書会「闇の自己啓発会」、ついに書籍化。

目次 : 第1部 闇の社会(ダークウェブ―課題図書 木澤佐登志『ダークウェブ・アンダーグラウンド―社会秩序を逸脱するネット暗部の住人たち』/ 中国―課題図書 梶谷懐/高口康太『幸福な監視国家・中国』/ 雑談1 『天気の子』と神新世)/ 第2部 闇の科学(AI・VR―課題図書 海猫沢めろん『明日、機械がヒトになる―ルポ最新科学』/ 宇宙開発―課題図書 稲葉振一郎『銀河帝国は必要か?―ロボットと人類の未来』/ 雑談2 『ジョーカー』のダンス)/ 第3部 闇の思想(反出生主義―課題図書 『現代思想』2019月11月号 特集「反出生主義を考える」/ アンチソーシャル―課題図書 レオ・ベルサーニ/アダム・フィリップス『親密性』/ 雑談3 ゼロ年代から加速して―加速主義、百合、シンギュラリティ)/ 補論 闇の自己啓発のために

【著者紹介】
江永泉 : 1991年生まれ。「闇の自己啓発会」発起人。専攻は文化研究、文学理論

木澤佐登志 : 1988年生まれ。文筆家

ひでシス : 1991年生まれ。京都大学農学部→京都大学大学院農学研究科→ガジャマダ大学大学院農学研究科。化学メーカー勤務を経て、ソフトウェアエンジニアとして独立・起業。VTuber「リコピンめぐみ」としても活動

役所暁 : 1992年生まれ。Webライター・編集者。専攻は政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tenouji

    グロで始まったので少々警戒したが、「私」と「社会」の境界にまつわる問題について、主に西洋のカウンターカルチャーを参考に論客が想像・妄想という内容。「闇の科学」では「通信技術」の限界と「我」の必要性について、非常に冷めた「ジョーカー」論が、非常に面白かった。行き過ぎた語りを押さえ気味に結論をちゃんとまとめるなど、「闇」と言いながらも非常に行儀が良いw。個人的には、西洋的な言論は、こんな感じで昇華するのが、日本国内では良いと思っている。村社会の日本ではサブカルチャー的にわかる人だけの議論となるんだろうな。

  • おさむ

    コンセプトと題名は魅力的なのだが‥‥。いかんせん内容が専門的過ぎるうえに、サブカル要素が多過ぎて、一般読者はついていけない。最近の人文社会学者ってみんなこんな感じなのかなぁ‥‥。強いて挙げれば、反出生主義と、アンチソーシャルについて論じた第3部が刺激的であった。

  • 塩崎ツトム

    自分と同世代の、平成自己責任シバキ時代を生きた論客の読書会。自己啓発とは元来保守的というか、びっくりするほど体制寄りな、「啓発」とは名ばかりの、ヒトを袋小路に追い詰めて搾取する産業なのだが、そこからのエクソダスする思想はなんなのか?加速主義?サイバネティクス?反出生主義?クィア理論?中華未来主義?さてどれを選んで、どれを読む?

  • そふぃあ

    著者の御四方は博識ですごいなと思う。同じ知識水準で読書会できる仲間がいるのはうらやましい。 SNSで交わされる似たような主題の議論と違い、安心して読めるのが非常に良かった。文学理論勉強しようと思えた。 「人間、何かを読んでる間はそうそう死なない」という言葉を信じたい。 内容とズレるがふと思ったのは、肉体や個を捨てるフェーズ(いわゆる人類補完計画的なこと)が割と一般的?な未来像として認知されはじめた今、誰もがまったく予想しなかった、人の想像を超える未来が訪れることは可能性としてあるんだろうか。

  • chie

    「闇の自己啓発」...なんと、まばゆいタイトルだろう! 肝心の内容の方はほとんどよくわからなかったのだけれど、会の趣旨に心動かされた。自己啓発は、宗教とかフィクションなど他の分野に比べて、批評がされにくい分野なのではないかと思っていた自分の考えを補強してくれる様な趣旨だったので、こういう会が世の中に起ちあがっていることに、安堵した。この本で播かれた思考の種の開花が待ち遠しい。その前に、自分が学ばなければ...

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