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墓と埋葬と江戸時代

江戸遺跡研究会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784642033909
ISBN 10 : 4642033904
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2004
Japan

Content Description

江戸時代、人びとはどのように葬られたのか。土葬と火葬、納棺時の姿勢、墓標、副葬品など、庶民から大名まで多様な墓の発掘から解き明かす。更に六道銭や鍋被り葬にも触れ、江戸の墓を様々な角度から考察する。

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Book Meter Reviews

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  • もるーのれ

    江戸時代の墓制は、身分制社会を反映したものになっていて、武家は大名・旗本から、町人では日雇いの層まで、身分に応じた様々な墓のあり方が窺えて面白いし、哀愁さえ感じてしまう。あと、鍋被りの事例は衝撃的だった。いまは業務で墓地遺跡を取り扱っているので、非常に参考になった。

  • 春猫

    収録論文のうち二本のみ読んだ。桜井準也の鍋を被らされた人骨の論文は読んでいて、つらかった。西本浩一の論文にある、身元引請け人が遺体を引き取るのが「慣行」という記述は参考になった。

  • momen

    江戸時代の埋葬形態についての研究報告会の内容をまとめた本。大名から貧民まで様々な層の墓を考古学的に調査した内容がメイン。棺桶や納骨容器の種類と歴史、各地の墓地の構造、副葬品や六道銭の具体的な種類、鍋被り人骨なる特殊埋葬、骨から見た各時代の身長など、埋葬というテーマでも各発表はバラエティに富んだ内容。埋葬の社会システムは各地・時代でしっかり構築されており、大名などは立派な墓と副葬品を用意する一方、貧民は墓地の一区画に雑に埋葬された。考古学や形質人類学の研究手法も知れる。江戸の社会構造の一端を知れて興味深い。

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