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ビックリするほど原子力と放射線がわかる本 驚異のエネルギーの基礎と応用の科学 サイエンス・アイ新書

江尻宏泰

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797365740
ISBN 10 : 4797365749
Format
Books
Release Date
April/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

東日本大震災による福島第一原発の事故で放射能に対する不安が広がり、原発の稼働率は大幅に低下した。原子力エネルギーと放射線なしに、現代文明は成り立つか、どう改善するか。いまこそ科学的な視点で再検討するときだ。本書はそのために必要な原子力と放射線の科学を図を使ってわかりやすく解説し、読者が科学的に判断することを助ける。

目次 : 第1部 原子力の成り立ちとエネルギー(エネルギーの科学/ 原子核の成り立ちとエネルギー/ 強い核力とエネルギー/ 核力が生む原子力と放射線)/ 第2部 巨大な原子力エネルギー(原子核反応と原子力エネルギー/ 核分裂と原子力/ 原子力発電の仕組み/ タイヨウは巨大な原子力発電所/ 原子炉の有効活用/ 原子炉の安全と環境)/ 第3部 驚異の放射線エネルギー(原子核の放射性変換/ 放射線の性質/ 放射線の量と変化/ 天然放射性物質と人工放射性物質/ 放射線の利用/ 放射線の安全と防護/ 福島第一原発事故を考える)

【著者紹介】
江尻宏泰 : 1936年茨城県生まれ。東京大学理学部物理、同大学院卒。理学博士。東京大学、ワシントン大学、コペンハーゲン大学、カリフォルニア大学客員教授、大阪大学・大学院教授、核物理研究センター長、ワシントン大学客員教授、国際高等研招聘学者、国際基督教大学記念教授、高輝度光科学研究センター参与などを歴任。専門は素粒子・核分光物理。ニュートリノ二重ベータ分光研究で島津賞。現在、大阪大学名誉教授、チェコ工科大学客員教授。現代物理学(国際誌、英文)編集理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ヒコ。

    ビックリすほどよく分からない。理系には物理・宇宙系と化学・生物系にあると思うが、後者であるボクにはよく分からない。その一方で放射性物質の利用である各種原子炉やウリミバエの根絶やジャガイモの発芽抑制といった農業分野への応用についての記述は不足していると思う。一般向きではないような。まあ、相対性理論から説明されても分からんのですねどね

  • どさんこ

    ずっと、放射能を人為的に無くすことは出来ないのだろうかと思っていた。110ページに、その研究もある、と一言だけ記載されていた。 この本は、素人に分かりやすくするため、平易な言葉を選んでいるのだろうが、それが過ぎて、違和感を感じる記載がかなり多い気がする。例えば、原子を球と表現したり、アルファ崩壊をアルファ変換と言ったり、電磁波を電気と言ったりしている。また、偏見かもしれないが、原子力の問題を化石燃料よりも矮小化して説明しているように思う。この著者は、御用学者ではないかと勘ぐってしまう。

  • キャベ

    ビックリするほど難しかったです。 最低限、高校物理くらいの知識がないと歯が立たない感じ。 イラストが豊富なので、がんばって理解しようとしましたが、うーん。

  • 佐藤丈宗

    ライトな表紙とタイトルに対して中身のレベルはなかなかハード。おそらく高校レベルの物理は基礎知識としてないと厳しい。まずは物理の基礎を押さえてから読むのが吉。原子力についてゼロから学ぶためというよりも、ある程度学んだことがある人が復習のために読むのに向いているか。

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