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満州ラプソディ 小澤征爾の父・開作の生涯

江宮隆之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309027425
ISBN 10 : 4309027423
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan

Content Description

山梨の山村にうまれた小澤開作は歯科医となって満洲へ行く。そこで出会った石原莞爾らとともにその地を「理想の国」とすべく奔走するが、その夢は軍部の暴走によって潰えた。しかし戦後もその理想が失われることはなく、それはロバート・ケネディとの面会という思わぬかたちにつながる。俊夫、征爾を育てながら、夢と理想に生きた男の伝説的な生涯。

【著者紹介】
江宮隆之 : 1948年生まれ。小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • くらーく

    小澤征爾氏が亡くなりましたね。日本初?のマエストロだった。氏の父上、小澤開作を主人公にした小説(と言っても、ほぼほぼ伝記のようです)で、いや実に面白い。明治生まれの男たちは、波乱万丈だけど、安心安全な今の時代から見れば、面白そうな人生を送っておられる。 本当に満州が、石原莞爾の理想通りならねえ。中共もDPRKも無かっただろうし、大経済圏が出来ていたかもねえ。 その理想を体現したのが小澤征爾だったのかもな。芸術の世界は人種や思想は関係なく、調和を司る指揮者。征爾のお二人はあの世でどう迎えたのかねえ。合掌。

  • chuji

    久喜市立中央図書館の本。2018年10月初版。書き下ろし。小澤征爾の父親である小澤開作の評伝小説。気骨ある人物でした。

  • たつうむ

    「満洲ラプソディ」。 満洲での石原莞爾や小林秀雄諸氏らとのエピソードなど、あの時代の中、市井で、濃い活動をした方がいたのだなと敬服。

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