Books

資本主義はなぜ限界なのか 脱成長の経済学 ちくま新書

江原慶

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480077141
ISBN 10 : 4480077146
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
江原慶 ,  

Content Description

拡大する経済格差、気候変動、エネルギー問題‥‥資本主義はなぜ行き詰まるのか。経済成長の前提条件を根底から問い、一歩ずつ社会を変えていく道筋を描き出す。

【著者紹介】
江原慶 : 1987年生まれ。立命館大学経済学部准教授・東京科学大学特定准教授。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。大分大学経済学部准教授、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授などを経て、2025年4月より現職。専門は社会経済学、マルクス経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • よっち

    資本主義はなぜ行き詰まるのか。持続可能な未来はいかにして可能か。経済成長を中心目標としてきた従来の経済学を根本から問い直す1冊。経済学の歴史を踏まえながら高度成長がどのような条件で起こるのか、経済成長概念の限界を指摘して脱成長の必要性を説いていて、株式と貨幣の価値を問い直し、成熟した社会と脱成長を目指す内容は、どう実現させていくのか現実的な道筋が明確に示されているとは言い難かった印象でした。成長志向のベクトルを根本的に変えることは可能なのか、環境問題と同様に制度や意識改革も見直していかないと難しいですね。

  • す○○

    資本主義に不安を感じるなか斎藤幸平氏の「脱成長コミュニズム」に注目しているが現実的な道筋は見えない。本書は生産行動、資本蓄積、国債や貨幣などの観点で脱成長社会の可能性を説いている。重要な指摘を読み逃しているのかも知れないが斎藤氏が提唱するコモンのような新しい概念は登場せず現状でも脱成長社会は実現可能と言っているようでモヤモヤとした感想を持つ。成長志向のベクトルを変えることは難しいが、環境問題はグローバルからプラネタリーの次元になった。制度や意識改革などの対策も次元を変える必要があると思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items