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探偵は御簾の中 鳴かぬ螢が身を焦がす 講談社タイガ

汀こるもの

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065245248
ISBN 10 : 4065245249
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2021
Japan

Content Description

平安貴族には珍しく妻一筋だけどヘタレな検非違使別当(警察トップ)・祐高と頭脳明晰な年上の妻・忍。京で評判の鴛鴦夫婦なのに、後宮の恋物語に憧れる忍には、二人の情愛は危うさが足りないらしい。そこで夫と始めた秘密の駆け落ちごっこ。だが道中で殺人事件が発生し、なぜか祐高が容疑者に。真犯人を見つけなければ、別当はクビ、妻は出家!?夫婦の危機に忍が真相に迫る。

【著者紹介】
汀こるもの : 1977年生まれ、大阪府出身。追手門学院大学文学部卒。『パラダイス・クローズド』で第37回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 雪紫

    現代人にとっては、忍さま何言ってんのよ。と思っても、当時ではそれが普通(いや、夫推しトークしたいから愛人薦めるって・・・)。この平安の価値観に基づいて行動する人と、パッと見一途な光景を推す人と。あらすじの事件より駆け落ちごっこや周りの掛け合いに心行ってたら最後の最後の真相にどかんと来ること・・・。でも、それを上回る忍さまの複雑な幸せと夫への想い・・・ニヤニヤものである。前作の件で未だに持たれてるあのひと。カプ推し系としては、共感出来るとこが多いのに苦笑。

  • 雪紫

    最終巻前に再読。この時代だから出来るミステリ要素もかなりあるんだけど、今の人間から見ると、もうこいつら何やってんだ。具合がカオス過ぎて再読でもそっちに頭いくわ。「あさきゆめみし」読んだ後だと・・・益々薫大将や匂宮はあかんだろ感が。再読でも共感出来るの多いの、あのひとの主人公夫妻のカプ推し発言なのなんなん(初読の時も今月の再読も放映中アニメで推しカプが多い奴の発言)!!

  • 坂城 弥生

    結婚8年目にして両片思いの夫婦。

  • すがはら

    兄やら友人やらとのどこまでも噛み合わないやり取りが歯痒い。平安時代の常識とか価値観とか、色々読んで結構分かってたつもりだったんだけどなぁ。普段から色々と話して分かり合えてるようでも簡単にボタンをかけ違っちゃうのを見るとやるせなくなります。幸せになるのって難しいのね。ところで、女宮の降嫁って断れるものなのでしょうか。

  • るぴん

    シリーズ2作目。最初の話で男女の心の機微を言い当てた忍にはさすが!と思ったのだけど、何故か夫の祐高の気持ちだけは相変わらずよくわからないらしい。自分にそっくりな女を夫にあてがうって…。推理力は凄くてもやはりお姫様育ちだなぁ。祐高が大好きだから、祐高のことをよく知る女と彼について語りたい…だから愛人を作って欲しい。無茶苦茶ではあるけど、愛人願望の理由を知って納得。脳筋の荒三位と色ボケ朝宣の噛み合わない会話が面白かった。2作目を読んでこの作者さんの文章は合わないな〜と確信した。話は好きだから次も読むけれど。

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