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「数学的センス」を磨くフェルミ推定

永野裕之

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784761276737
ISBN 10 : 4761276738
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

先の見えない時代の最高の論理思考。12年間で学ぶ数学的思考が2時間で身につく。

目次 : 1 「数学的センス」が必要な理由(小・中・高12年間、数学を学ぶ理由/ 数学的センスは話し方に表れる/ 人を感動させる力もある数学的センス/ 「美しい」のしくみ/ 「正解」より「正しい考え方」が求められている)/ 2 数学的センスの7つの力(数学的センスがあるか、ないかを問う問題/ 「情報整理力」―数学的センスの7つの力1/ 「視点の多様化力」―数学的センスの7つの力2/ 「具体化力」―数学的センスの7つの力3/ 「抽象化(モデル化)力」―数学的センスの7つの力4/ 「分解力」―数学的センスの7つの力5/ 「変換力」―数学的センスの7つの力6/ 「説明力」―数学的センスの7つの力7)/ 3 フェルミ推定解法の技術(フェルミ推定とは何か/ フェルミ推定の手順を例題でマスターしよう/ フェルミ推定の「超基本公式」―フェルミ推定のポイント/ 「情報の整理」で仮説を立てる―フェルミ推定のポイント/ 問題の要素を細かく「分解」―フェルミ推定のポイント/ モデル化できたあとの手順のポイント)/ 4 数学的センスを磨く「フェルミ推定トレーニング」(超基本問題―一家で、どのくらいワインを飲んでいる?/ 基本問題―日本全国ではどれくらいワインが飲まれているか/ 「概算センス」が磨かれる問題―1兆秒数え上げるにはどれくらいの時間がかかるか/ 「数値化センス」が磨かれる問題―年末ジャンボ宝くじを積み上げると高さは天まで昇る?/ 「検証センス」が磨かれる問題―マイバッグ持参で節約、意外すぎる年間の金額/ 「説明センス」が磨かれる問題―食洗機で家事を時短、わかった人から得をする!/ 「多様な視点センス」が磨かれる問題―会社のペーパーレス化、推定してわかる思わぬコスト/ 「変換センス」が磨かれる問題―業界の規模感が見えてくる!ジーンズの市場規模/ 「モデル化センス」が磨かれる問題―離れて暮らす2人が、たまたま同時に月を見る確率/ 「分解センス」が磨かれる問題―職場にいる時間と自宅にいる時間、長いのはどっち?/ 「多様な視点センス」が磨かれる問題―一流教師になるまでの総時間。応用が利く数式モデル/ 「分解センス」が磨かれる問題―どれくらいの音楽を聴くか、一生分を推定する/ 「多様な視点センス」が磨かれる問題―年間メッセージ数、LINEだけでこんなにも飛び交っていた!/ 「変換センス」が磨かれる問題―東京ドームに必要なトイレの数は?/ 「情報整理センス」が磨かれる問題―大手企業の赤字20億円……どれくらいヤバい?/ 「具体化センス」が磨かれる問題―世の中の見る目が変わる!クレープ屋の開店に必要なバイトの人数/ 「情報整理センス」が磨かれる問題―お弁当のレシピが被るお友達の人数/ 最難関の総合問題―カフェのコーヒー豆の市場規模)

【著者紹介】
永野裕之 : 永野数学塾塾長。東京大学理学部地球惑星物理学科卒業。同大学院宇宙科学研究所(現JAXA)中退。高校時代には広中平祐氏主催の「数理の翼セミナー」に東京都代表として参加。レストラン(オーベルジュ)経営、ウィーン国立音楽大学(指揮科)への留学を経て、現在はオンライン個別指導塾・永野数学塾(大人の数学塾)の塾長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶ〜よん

    「都内のマンホールの数はいくつ?」という質問、少し前にめっちゃ流行った記憶がある。フェルミ推定の考え方や手法を、丁寧に解説してくれる。数字の仮定は肌感覚が重要で、ざっくりで良い。数学のテストでスコア出来る人でも、これが苦手な人が結構多い。時間をかけて正確な数字を調査するよりも、短時間で「大体合ってる数字」を計算する。この論理的思考能力は、どんな業種でも有用である。それ故に、入社試験に取り入れた企業が続出したのだろう。細かいことばかり気にして全体感が掴めない人は、肩の力を抜いて本書に目を通すべきだ。

  • sekkey

    数学の有用性に気づかされる一冊。「数学なんて役に立たない」と思っている向きにこそ読んでほしい。筋道立った思考をトレーニングするにもうってつけ

  • kumaboo

    文系にしては数学の世界を楽しめるほうだ。高校も数学は大好きだったし、文学部の二次試験も社会ではなく数学を選択したくらいだ。それでもセンスがないなと自覚がある。特にビジネスの場で概算のイメージが沸かないのだ。本書では、答えのある数学を使って、答えのない問題についておおよその輪郭を掴むコツが示される。だが自分でできるようになるためには、肌感覚を得るための日ごろの情報収集も大切だし、何より筆者の言う「論理勇気」は最重要ポイントだろう。わからないから考えない、ではなく、まず一つ進めてみる、の精神でいこう。

  • こじか

    答えを見つけることより正しい考え方ができていることが大切。抽象化とは物事の特徴や強調すべき点を明確にすることなど、参考になる話があった。厳密な値を知りたいことよりも、ざっと計算することで理解が進むのであればありだと思う。「すかいらーくの20億の赤字ヤバい?いやそうでもない。」などの例は面白かった。

  • ちいすけ

    日中活動している時間の1%はトイレで過ごしてる、1等の宝くじは2km積み上げた中の1枚、とか、計算過程や考え方が参考になった。

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