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Books

お後は笑顔がよろしいようで 富士見l文庫

永菜葉一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040706801
ISBN 10 : 4040706803
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2015
Japan

Content Description

落語家『久条亭』の門下には、二人の弟子がいる。お調子者だが情に篤く、その愛嬌でウケを取る朱雲。涼やかな眼鏡のエリートで、古典こそ至高と腕を磨く蒼雲。性格も芸も真逆の二人は、もはや茶飯事のケンカをしつつ、横浜は桜木町の寄席で高座に上がる。さてある時、朱雲は売店で万引き犯を捕まえるのだが、その意外な正体と事情を知り…!?「そのハナシ、この朱雲が預るッ」「まったく、とんだ茶番だな…」人々に笑顔を結ぶ、落語家たちの人情噺。どうぞ一席、ごゆるりとお楽しみください―。

【著者紹介】
永菜葉一 : 第24回ファンタジア大賞からデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • papako

    これも電子書籍セールで。横浜舞台の落語もの。楽しかった!人情熱く、改作を好む朱雲と、古典を大切にする、才能ある蒼雲、2人の兄弟弟子が落語で人の気持ちを解きほぐす。落語ものだけにテンポもよくて読みやすかった。落語の才能には恵まれていない朱雲が、人情を芸に昇華させて、人の気持ちをうつ落語をする。うっかりホロっとさせられた。まだまだ書けそうだけど、続編出ないのかしら。

  • たるき( ´ ▽ ` )ノ

    へぇー!こんなに面白い本だと思わず、ずっと積んでいた。しかも舞台は地元の横浜。出てくる場所に親しみもあり、嬉しい気持ちになった♪落語はずっと気になっているけど、まだ実際に寄席に行ったことはない。『饅頭こわい』くらいしか知らないので、こんな話もあるのかと興味津々。朱雲と蒼雲のキャラ設定も好き。

  • 佐島楓

    落語家ふたりの迷(!)コンビ、狂言回しに噺を使いつつ、ちょっとした問題を解決していくというこのスタイル、はまっています。噺家さんゆえに物語もテンポが良く、軽く読むのに適しています。この物語は続いてほしいな。

  • 園宮

    兄弟弟子の朱雲と青雲。朱雲はやんちゃで型破り、改作ばっかり。青雲は名門の天才で古典一筋。うぅ。青雲が好きすぎる(表紙絵がハマりすぎて完全に脳内腐変換済み)。何このカワイイ生き物。ダメだダメだと思いながらそんな目で読んでしまった。内容は、日常起こったトラブルやすれ違いを落語で一件落着させる。結構、無茶なやり方に出るけど、そこは師匠の太っ腹。話の中で彼らがやった落語が実際に聞いてみたくなったな。一言で惹き付ける青雲の艶!ぜひ。気になったのは、朱雲の話し言葉。江戸っ子しゃべりなので日常から浮いてるんよなー。

  • ふゆ

    正直落語には詳しくなく、本作で学ぶことがたくさんありました。しかし、魅力的な登場人物たちと、テンポ良く進むストーリーにあっという間に読了。人の情に篤く、愛嬌たっぷりの朱雲と、クールでエリートな蒼雲。まだ前座の二人ですが、成長過程であることを感じさせながら、しかし持ち味たっぷりで二人ともとても魅力的でした。そして、そんな二人を見守る師匠も素敵!人々に笑顔を結ぶ落語家たちの、とても暖かみのある作品でした。

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