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ISBN 10 : 4909933816
Content Description
我が国人口の約7割が生活・活動する都市は枢要な「人間活動の場」である。また、とりわけ大都市は人々の活動を総合化して経済や文化などの都市機能に変換する「社会的装置」として重要な役割を果たしている。したがって、都市政策の実行は人々の生活水準の向上や社会の発展に極めて大きな影響を及ぼすため、的確な政策の立案・推進が強く求められるのである。そのためには、変動を続ける都市のダイナミクスを先ず解明し、その基礎の上に政策の考察を行うことが必要である。21世紀には、グローバルな国際都市ネットワーク社会、国内においては、都市ネットワーク型国土構造、総都市化社会の形成が展望される。その認識の下、本書は大阪を対象に、主要な都市機能である経済・居住(人口)・文化・交流(ビジター)及び都市構造について、基本的な概念の明確化と、その動態分析から実際の政策立案に至るプロセスを論述する。政策立案のための都市動態分析の一つの試みでもある
【著者紹介】
永田兼一 : 1972年立命館大学経済学部卒。1972〜2009年大阪市勤務(総合計画局、市長室、ゆとりとみどり振興局、こども青少年局)。現在、NGT都市未来研究所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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