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某月某日 永田和宏歌集 塔21世紀叢書

永田和宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784776813996
ISBN 10 : 4776813998
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : アインシュタインさいころを振る 10月15日/ 一歩がすべて 11月15日/ 不機嫌な猫は尾を振る 12月15日/ そのまま閉ぢてまた眠る 1月15日/ 背広組こそ危険かも 2月15日/ ちよつと早めの遺言として 3月15日/ 迷宮と迷路の違ひ 4月16日/ 相当に過激なことを言つてゐるつもりだが 5月16日/ ぶつきら棒の棒のやさしさ 6月16日/ 蝉声忌、秋桜忌さていづれかに 7月16日/ 私が母を知らないやうに 8月16日/ この国はこの国はとぞ声に出て 9月15日

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • てん06

    図書館本。著者の第14歌集。毎日、日記のように歌を作り、それを連載したものが歌集になっている。その日の出来事が簡単に記録されているが、大学教授で歌人という仕事のためか、日本各地、海外への移動、会う人の数に驚嘆。さらに選歌の作業をし、一人あるいはいろいろな人と酒を飲む(しかもかなりの量である)。孫たちとの時間、孫のお迎えなど、ものすごい活動量である。日本で当時あった出来事も含め、日々の様子が生き生きと伝わってくる。

  • あや

    日記形式の歌集。やっぱりご家族を詠んだ歌がすごくいい。

  • 浦和みかん

    作者の近年の歌集の中でも特に肩の力が抜けている感じがする。ぱっと見では直情的に見えて、一首抜き出して立たせたときにも特別に面白いわけではないけど、詞書の使い方や歌のちょっとした捻りなど、全体として詩たらしめる工夫のある歌集だと感じた。作者の時間観についてはあとがきに詳しい。<ああやはり阪神は負け負けてこそのわれらが阪神 わからぬだらう><コラム原稿一つ仕上げて夕暮れのアテネの街の人ごみを行く><経年劣化による雑音と言ふならば戦後政治の劣化は如何に>

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