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新版 作歌のヒント Nhk短歌

永田和宏

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140162330
ISBN 10 : 4140162333
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「NHK短歌」選者、歌人の永田和宏があかす短歌実作に役立つ47の小さなヒント。ロングセラー『NHK短歌 作歌のヒント』に、「日常のなかでこそ歌を!」と「短詩型における表現の本質」の二章をあらたに加筆した、著者唯一の作歌手引き書の増補新版。初めて歌を作ろうとしている方が読んでも、そして何年か作り続けたのちに読み直しても、役立つヒントが満載です。

目次 : 第1章 作歌の基本―ものの見方/ 第2章 形式を使いこなす/ 第3章 言葉を大切に/ 第4章 作歌のレトリック/ 第5章 作歌の上達は歌の“読み”から/ 第6章 継続は力なり/ 第7章 日常のなかでこそ歌を!/ 第8章 短詩型における表現の本質

【著者紹介】
永田和宏 : 1947年、滋賀県生まれ。京都大学名誉教授。京都産業大学総合生命科学部教授。「京大短歌会」で作歌を始め、高安国世に師事し「塔」会員となる。1992年より2014年まで「塔」主宰。迢空賞、若山牧水賞、読売文学賞、斎藤茂吉短歌文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社エッセイ賞など受賞多数。2003年から二年間「NHK歌壇」の、2013年から二年間「NHK短歌」の選者をつとめる。現在は「朝日歌壇」選者、宮中歌会始詠進歌選者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夜間飛行

    具体例に沿った貴重なアドバイス。牧水の《ふるさとの尾鈴の山のかなしさよ秋もかすみのたなびきて居り》の結句「て」の是非は難しいが面白い。また「孫」という言葉を使うと大体において失敗するが、稀に《二度覗くまだも着替えの終わらざりきのろき孫なり目を閉じて待つ》のような成功例もあるという話や、固有名詞の傑作として塚本邦雄の「山川呉服店」シリーズの紹介がよかった。《白き霧ながるる夜の草の園に自転車はほそきつばさ濡れたり》《道化師の沈黙ふかき瞬間に嗚咽したりきわれひとりのみ》…こういう凄い歌に出会えるだけでも愉しい。

  • 双海(ふたみ)

    今日は病欠。久々にマスクを着用。ふとんでまどろみながら読もうと思ったんだけれど、書いてある内容が素晴らしいヒントだったので眠気が吹っ飛んだ。明日は元気に出勤したい。

  • てん06

    著者が自ら言うように、これから短歌を詠んでみようという人のためのハウツー本ではない。もちろん、そのような人にも役立つだろうが、どちらかというと短歌を詠む人が少し経験を重ねたときに、壁を感じたときに読む本。私は短歌を詠まないので、著者の言うことを実感としてすべて理解できたとは到底言えないが、どのように短歌を「読ん」だら良いのかのヒントをもらったように思う。短歌は、面白い。

  • 双海(ふたみ)

    再読。Zoom歌会に参加する前に。

  • ほうすう

    言わんとしていることは分かるのです。ただ、その、著者の方とのジェネレーションギャップも感じますし言ってしまえば私はこの作者の方がちょっと苦手かも…。短歌を知るうえで参考になったことがあるのも事実ではあります。

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