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日本の女性のキャリア形成と家族 雇用慣行・賃金格差・出産子育て

永瀬伸子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784326505029
ISBN 10 : 4326505028
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

変らなきゃならない。でも、まだ変わってはいないのだ。

現代日本の女性を取り巻くここ30年余の変化を見据え、仕事と出産・子育ての両立を阻む構造的実態、その問題の所在を明らかにする。

これまでさまざまな政策が実行されながらも、女性をとりまく、雇用慣行、賃金格差、正社員/非正社員間の壁、そして出産・育児・保育にまつわる困難は変わっていない。現代日本社会の30年余に及ぶ推移を丹念に追い、その十分な課題解決を阻む構造的実態を理論的かつ実証的に明らかにする。問題の所在を見定め、課題克服のための、具体的な方策を提言。

【著者紹介】
永瀬伸子 : お茶の水女子大学基幹研究院教授博士(経済学、東京大学)専門は労働経済学、社会保障論。1982年上智大学外国語学部英語学科卒。民間金融機関に勤務した後、東京大学経済学部を卒業。1995年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。東洋大学経済学部助教授、お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授を経て、2006年より教授。名称変更を経て現職。英語・邦語論文多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • S

    ちょいちょい出てくる著者の「女性に生まれたからには子を産み育てるのが幸せだと思う」というお話が、数字を使って論を進めていく全体的なトーンとギャップがあっておもしろかった。女性のキャリアの話はたいてい育児出産との両立の話になり、独身女性はなんとなく議論の対象にならないので(だからといって独身男性や既婚男性と状況が同じというわけでもない)、この著者の守備範囲ではなさそうだがそのあたりの研究があったら読んでみたい。

  • お抹茶

    著者の長年の研究をまとめた本。日本の大卒女性の就業率は低く,教育水準は高いのにその認知能力を労働市場に活用する期待を持てていない。夫の収入上昇が女性の就業を抑制する点は日米共通だが,日本では税制や社会保険料の優遇や配偶者手当もあって,女性の賃金上昇は女性の労働参加は増やすが,1人あたりの労働時間は大きく減る。母親が社会保険を払い妥当な賃金を得られることが必要。賃金構造は2000年代以降基本的に殆ど変化はなく,賃金構造を変えないと,労働力に占める男性現役人口の減少により国民の賃金は減少する。

  • takao

    ふむ

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